集英社マンガIPがビジネスを盛り上げる! 効果的なソリューション例をご紹介

集英社では、これまで様々なマンガIPを通じて、ブランドや商品の認知拡大や話題化を実現してきました。マンガが持つ熱量をプロモーションの力に変えることで、集英社にしかできないソリューションをご提供しています。これまでに実施し、好評をいただいたIP活用例について、メディアビジネス部の大河に取材しました。

集英社メディアビジネス部・大河麻衣

「ブランド×マンガのクリエイティビティ」が生む新たな魅力

──集英社のマンガIPをプロモーションに活用する際のポイントと、過去に好評を博した事例について教えてください。

「マンガを活用した広告では、単に人気作品やキャラクターを起用するだけではなく、商品やブランドの魅力と、作品・マンガ家それぞれが持つ個性をどう掛け合わせるかを大切にしています。

例えば、パナソニック様の男性向けボディトリマーと『左ききのエレン』のタイアップでは、商品をテーマにしたオリジナルマンガを描き下ろしていただきました。『左ききのエレン』は広告業界を舞台にした作品ということもあり、商品の特徴や広告主様が伝えたいことを、作品のストーリーの中に自然に取り入れることができました。広告として商品の魅力を伝えながらも、まず『マンガとして面白い』コンテンツにすることで、作品ファンの方々にも楽しんでいただけた事例です。実際に“また『左ききのエレン』が読めるのが嬉しい”といったファンからの反響もあり、公開当時40万PVを超えるなど、多くの方に読んでいただきました。

パナソニック「ボディトリマー」×『左ききのエレン』(原作:かっぴー・マンガ:nifuni)

一方、ラグジュアリーブランド様とのお取り組みでは、ジバンシィ様と男性ファッション誌UOMO、そして『地獄楽』などで知られる賀来ゆうじ先生とのコラボレーションも印象的でした。ジバンシィのスニーカー『TK-MX』をテーマに、賀来先生がオリジナルマンガ『SCRAMBLE in 10min.』を描き下ろした企画です。商品の特徴をマンガで説明するのではなく、『TK-MX」』コンセプトやデザインから賀来先生が着想を広げ、ひとつのオリジナル作品へと昇華していただきました。賀来先生自身も、商品の表面的な特徴だけでなく、その理念を中心にイメージを膨らませたとお話しされています。

GIVENCHYスニーカー「TK-MX」×賀来ゆうじ

この2つはアプローチこそ異なりますが、共通しているのは、広告主様の商品やブランドとマンガのクリエイティビティを掛け合わせることで、通常の広告では叶わないような、新たな魅力を生み出し読者に届けていることです。既存作品の世界観を活かしたタイアップはもちろん、マンガ家のクリエイティビティとファッション誌などの集英社媒体を掛け合わせ、ブランドのための新しいコンテンツをつくることもできます。

現在星野リゾート様と取り組ませていただいている女性誌とマンガの描き下ろし企画も共通するところがあるかと思います。広告主様の課題や商品の魅力に合わせて、作品だけでなく、マンガ家や媒体など集英社が持つさまざまなアセットを組み合わせられることが、私たちのマンガ活用の強みのひとつだと考えています」

星野リゾート×集英社創業100周年~旅するマンガ~


課題から最適なソリューションをご提案

──IP活用事例には、タイアップやコラボなどいくつか種類がありますが、代表的なメニュー例と、それぞれのポイントの紹介をお願いします。

「マンガIPの活用方法は、広告主様の目的や課題によってさまざまです。代表的なものとしては、まず『原作絵』を活用したタイアップがあります。既存のマンガのコマやカラーイラスト、印象的なセリフなどを活用して広告ビジュアルを制作する方法で、作品やキャラクターが持つ認知度や世界観を生かしながら、商品やブランドのメッセージを届けることができます。比較的さまざまなプロモーションに展開しやすいのも特徴です。

もうひとつが、作家の先生に新たなマンガやイラストを制作いただく『描き下ろし』です。商品やブランドをテーマにオリジナルストーリーを制作したり、広告のための1枚絵を描いていただいたりすることで、その企画でしか見られない特別感のあるコンテンツをつくることができます。前述の部分でご紹介したパナソニック様と『左ききのエレン』のように、商品を作品のストーリーに自然に組み込めることも、マンガならではの強みだと思います。

さらに、こうしたIP活用と集英社の雑誌・WEB・マンガアプリなどの媒体タイアップを組み合わせることも可能です。ファッションや美容などに強い媒体の編集力と、マンガやマンガ家のクリエイティビティを掛け合わせたり、制作したマンガやビジュアルをSNSや動画、店頭、OOHなどに二次展開したりと、ひとつのコンテンツを起点に施策を広げることができます。

また、作品やマンガ媒体の周年などのタイミングでは、通常の広告タイアップにとどまらず、商品化やイベント、店頭施策、デジタルキャンペーンなども含めた大型のコラボレーションに発展するケースもあります。例えば、『キングダム』連載20周年では佐賀県様との大型コラボレーションが実現しました。

「キングダム ×(駆ける) 佐賀県 〜佐賀の火を絶やすでないぞォ。〜」プロジェクトの一つ、全長300m超の「キングダム読破堤」

大切にしているのは、最初から『この作品を、このメニューで』と決めていただく必要はないということです。『新商品を話題にしたい』『若い世代との接点をつくりたい』『ブランドの世界観を新しい形で表現したい』といった課題からご相談いただき、集英社が持つ作品、マンガ家、媒体などを掛け合わせながら、一緒に企画を考えることもできます。

直近では、集英社創業100周年記念企画として『本宮ひろ志漫画大全集』という大型プロジェクトも始動しています。『男一匹ガキ大将』『俺の空』『サラリーマン金太郎』など、本宮ひろ志先生が60年以上にわたり生み出してきた作品を、全152巻超にわたって刊行する予定です。

2026年11月からの刊行に合わせ、原作の名シーンや名セリフ、個性豊かなキャラクターを生かした広告タイアップなど、企業様とのコラボレーションも積極的にご相談できればと考えています。大全集の刊行自体が作品に改めて注目が集まる大きなタイミングでもありますので、本宮作品の持つ力強いメッセージや世界観と親和性のある企業様には、ぜひこの機会にご相談いただけたら嬉しいです」

『本宮ひろ志漫画大全集』第1弾として刊行される『男一匹ガキ大将 全8巻』特典付きBOXセット 本宮ひろ志漫画大全集001~008(画像左/予約受注生産商品)と、複製原画プリント(画像右)

サイト活用のススメ──集英社少女マンガIPガイド&マンガIP活用ページ

──集英社には、集英社少女マンガIPガイドや、ADNAVI内のマンガIP活用ページ等、BtoB担当者が活用できるページがありますが、それぞれの特徴を教えてください。

「集英社のマンガIPをビジネスに活用したい企業の皆様に向けて、目的に応じたいくつかの情報サイトをご用意しています。集英社少女マンガIPガイドは、その名の通り、集英社の少女・女性マンガIPに特化したBtoB向けのサイトです。

『花より男子』『君に届け』『ハニーレモンソーダ』など、長く愛されている作品から現在の人気作品まで、さまざまな少女・女性マンガを紹介しています。作品名から探すだけでなく、ターゲットの年代や作品のテーマ、メディア化の有無などから作品を探すこともできるので、「自社の商品やブランドに合う作品を探したい」という企業の方にも活用いただきやすいサイトになっています。また、広告宣伝・PR、オリジナルマンガやイラストの制作、商品化など、少女マンガIPを活用してどのようなことができるのか、実際の事例とあわせてご紹介しています。

集英社少女マンガIPガイド、マンガIP活用

一方、ADNAVIのマンガIP活用ページでは、少女マンガに限らず、集英社のマンガIPを活用した広告・プロモーションについて幅広くご紹介しています。原作絵を使用したビジュアル制作、描き下ろしマンガ・イラスト、媒体横断のプロモーション、コラボ商品、周年企画など『集英社のマンガIPを使ってどんなことができるのか』を実際の事例とともにご覧いただけます。また、原作版権とアニメ版権の違いや、ご相談から実施までの流れなど、初めてマンガIPを活用される方に知っていただきたい基本的な情報もまとめています。

マンガIPの活用は、『この作品を使いたい』というところから始まるケースだけではありません。『この商品をもっと話題にしたい』『このターゲットに届けたい』『マンガを使って何か面白いことをしたい』といった段階からでも大歓迎です。

少女マンガIPガイドやADNAVIの事例をご覧いただきながら、少しでも気になる作品や取り組みがあれば、ぜひお気軽にご相談いただければと思います。広告主様の課題やご要望を伺いながら、編集部やライツ事業部とも連携し、作品やマンガ家、集英社の媒体などを掛け合わせた最適な企画をご提案していきたいと考えています」

広告・販促施策に新たな価値をもたらす集英社のマンガIPに、今後もぜひご注目ください!

●集英社少女マンガIPガイド
●マンガIP活用

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