モード界は攻めに転じる。
「WE GO HIGH」を掲げ、
SPURはさらなる進化を

去る10月27日「第2回集英社メディアソリューションフォーラムセレクト」がオンラインで行われました。今回のテーマは「新生SPURの考える日本初モードとネオ・ハイ・ライフ」。

第1部では「SPURブランドのこれからとファッション界の今後」と題して、SPURブランド統括兼 SPUR.JP編集長の五十嵐真奈とWWD JAPAN編集長、村上要氏による対談を行いました

村上氏によると、世界的なファッショントレンドは既に「明るい未来が始まっている」とのこと。「コレクションでも新しい時代が走り始め、エネルギッシュでポジティブです。服は気分が上がるもの。着ていて楽しい高揚感をファッション誌は伝えていく使命がある」という話が印象的でした。

五十嵐ブランド統括からは、SPURの新方針「WE GO HIGH」についての説明がありました。

「SPURは創刊して32年。かわいくて楽しいもの、面白いものをまじめに届けるというスタンスを大事にしてきました。改めてSPURというメディアを考えると、SNSはモードの玄関口、SPUR.JPはお茶の間、そして本誌はその奥にあるサロンです。すべて同じ家の中にある、かわいくて面白い場所。最終的にはモードのサロンにたどり着いていただきたいのですが、SPURに触れた人がすべて、より高く、前へ前へと進んでいく、舞い上がれるような媒体にパワーアップしていきたい。『WE GO HIGH』とは、高品質でハイリターン、質の高い情報を高揚感とともに提供していくという志です。

私たちはモードの翻訳者であろうと努めます。日本に最適化されたモード誌で、愉快なことをまじめに。これは読者の方にわかりやすいよう、理詰めではなく、眼福力が鍛えられるようなビジュアルを通して伝えていきたいと思っています。ハイモードという世界の玄関口を広げていくのが私たちのミッション。デジタルという出力が増えたことで、新しエンドユーザーに広がっていくと思っています」

第2部では過去のタイアップ事例をご紹介。そして、第3部では並木本誌編集長よりSPURのこれからについて説明がありました。

「最新のファッションウィークを見ていて、ようやくモード界が攻めに転じると思いました。コロナ禍の『着心地がいい』とか『zoom会議映え』など、あまりにも現実志向だったのに私たちは飽き飽きし、久々に『着飾った自分を満喫する』流れになるのでは、と思っています。今までの『肌をガードするトレンド』が、『開放的な肌見せ』に転じていたり、80~90年代のモード最盛期の流れをくむエレガントなスタイルが、今また新鮮に思えたり。2022年のファッションはより自由で、着たいものを着る方向にいくのではないでしょうか。最新号のSPUR12月号は原点回帰。一言でいうと『ファッションキラキラ号』です」(並木)

コロナが落ち着き、ファッションはさらにおもしろくなり、高揚感が戻ってくると最前線の編集者は今後を展望しています。SPUR12月号は、まさにその狼煙と言えるかもしれません。ぜひ、今後とも本誌、SPUR.JPの動向に注目ください。

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