ウェビナーで公開!
編集者が制作する動画が
ユーザーの心を掴むワケ

先月29日に行われた集英社メディソリューションフォーラムセレクト。第12回目は「集英社ファッション誌と動画のいい関係」と題して、大人気動画が生まれた背景や、なぜ編集者が最高の動画制作の担い手になれるのかなど、担当編集者、ブランド統括が登壇し、お話しいたしました。動画広告のご発注は日々増えており、需要が高まっているのは間違いありません。集英社の取材誌媒体が制作する動画の最大の特長は「編集者が作る」こと。日々培っている読者理解、クライアント様の意図を汲み取った顧客理解に長けているからこそ、反響の高い動画を発信できると自負しています。

●編集者が作るからこそ、ユーザーが見たくなる動画に

第1部では、過去に反響の高かった、いわゆる「神動画」を制作したバイラ、ノンノ、マキアの担当者たちが制作の裏側を話してくれました。

バイラ編集部は日産様とのお取り組みでNOTE e-POWERの動画タイアップを実施。カバーモデルの佐藤晴美さんをキャスティングし、本誌の世界観そのままの動画は憧れを醸成しつつ、動画ならではの製品理解に繋がりました。

「まず編集部がNOTE e-POWERの先進性、機能性を学ぶところからスタート。理解を深めた上で、バイラが目指す女性像がこの車に乗っていたら、どんな行動をとるだろう……と考え、ストーリーを検討。親近感を持てるストーリーの中に、機能や快適性を盛り込む、ということを目指しました。

背景や画作りにはかなりこだわりました。佐藤晴美さんのスタイリングはもちろんですが、車が走る背景も都会的で今っぽい場所に。元々、働く30代の女性の日常を切り取ったような画作りを得意としていますが、そのノウハウが動画にも生かされました」(バイラ編集部・三橋)

YouTubeなどSNSのブースト施策も行い、BAILAチャンネル史上、過去最高の100万回再生を突破しました。

こちらの記事から、動画も見られます

ノンノはマッシュビューティラボ様(ミティア オーガニック)とのお取り組みで、人気モデル横田真悠さんを起用した30秒の縦動画を紹介しました。こちらは編集者自身が撮影を行うことで、モデルとの距離感の近さが反響に繋がりました。

マキアはタレントMEGUMIさんを起用した20分という長尺ながら、55万回再生を記録したスキンケアルーティン動画を取り上げました。ロケ場所のこだわり、長時間でも視聴者を飽きさせない工夫が語られました。

●ブランド統括が語る動画の特性と今後の展開

第2部では各媒体における動画の役割、制作手法、そして今後の展開について、SPURブランド統括の五十嵐、UOMOブランド統括の山崎に話を聞きました。

SPURは「黒SPUR」と「シュプールT V」の2つの動画コンテンツを運用しており、それぞれの立ち位置、そして今後の展望が話されました。

「黒SPURは2005年にスタート。本誌の延長のような世界観のチャンネルで、モードの入り口と捉えていて、ハイファッションの世界にすんなり入りやすいようなメディアになっています。一方でシュプールT Vは2021年4月にスタートし、今ではS PURブランドを支える大きな軸に。こちらでは編集者がナビゲーターとして登場し、彼らのプライベート、素顔が透けて見えるようなしつらえを大切にしています」

UOMOは集英社の中でも、いち早く動画の重要性を察知し、コンテンツを制作していました。

「UOMOに対し、ユーザーおよびクライアント様も期待しているのは『誰が何をするのか』ということ。ですからキャスティングにはこだわります。例えばファッション特集の動画に芸人さんといった意外な組み合わせは、UOMOが得意とするところです。編集者は文脈を与えて起承転結させ、面白く見せるのが仕事ですから、本誌と切り離しても、単純に動画としても楽しめるものを作っていきたいですね」

●流し見は当たり前! スマホとテレビを同時に⁉ 若者と動画の関係は……

第3部では入社1年目と2年目の「広告担当新人トーク」をお送りいたしました。

今の20代にとって、YouTubeやInstagram、TiKTokといった動画プラットフォームはなくてはならない身近な存在。電車の移動中にショート動画を見たり、家ではテレビでYouTubeを流しっぱなしで、手元ではインスタやTikTokを見るというのは当たり前の日常です。また、ライフハックやレシピなどの気になる情報は保存して、時間も場所も問わずに見ているとのこと。

「動画はエンターテインメントを楽しむだけでなく、生活上のヒントを探すための場所へと変化し、新しい情報収集にも活用しています」

20代のリアルな動画視聴動向が伝わるトークセッションとなりました。

雑誌編集者が手がける動画は、時代の流れに即しており、かつ読者理解、顧客理解の上で制作されています。ターゲットからの反響が高いのもそういった背景があるからこそ。ユーザーニーズに合わせた、柔軟な制作が可能ですので、集英社での動画制作をご検討ください。また、このウェビナーのさらに詳しい内容をお知りになりたい方はを広告部にお問い合わせください。

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