大学生のムダ毛に対する
お悩みやケア方法は？
ケアを始めるのは10代前半!?
【読者インサイト研究】データで読み解く生活者の本音 第24回
この連載では、様々な読者層を持つ集英社の各媒体で実施された読者アンケートから、マーケティング企画のヒントとなる「生活者のインサイト」をお届けしていきます。
第24回は、大学生のムダ毛に対するお悩みや、ケア方法について調査。かなり若い世代から「ムダ毛ケア」や「脱毛」に興味をもっていることがわかります（※2022年２月21日～27日、non-no LINE会員にアンケート調査、89人が回答）。
ポイント① ムダ毛ケアの経験はほぼ全員。自己流のケアでは、「肌への影響」を気にする人が多い。
調査の結果、99%の人がすでにムダ毛処理の経験ありました。中学生の頃からケアしているという回答が多い中、「カミソリと毛抜き、どっちが肌に優しい？」「サロン脱毛と医療脱毛の違いは？」「剃るとジョリジョリする」「自己処理しすぎて黒ずみが……」と、疑問やお悩みがあがっています。人に聞きにくいことなので、自己流を続けながらも疑問や心配な点があるようです。
Ｑ ムダ毛ケアしている？
ポイント② 自己処理と並行して、サロン脱毛や医療脱毛を活用する人も。
サロン脱毛と医療脱毛は僅差で、両方を合わせると全体の半数以上がレーザーや光脱毛を経験したことがあるという結果に。自己処理は全体の80%程度なので、サロンやクリニックに通いながらセルフケアを併用していることがわかります。
Ｑ どうやってケアしている？（複数回答）
ポイント③ 70%近くが、10代前半でケアを始めている。ボリュームゾーンは中学生！
ムダ毛ケアデビューは「中学生」が最も多い結果に。肌が露出するプールや体育の授業がきっかけで、腕やワキ、脚の自己処理を始めるようです。高校生以上になると「母親に連れられて医療脱毛デビュー」という声も。
Ｑ 初めてケアしたのはいつ？
ポイント④ ケアの人気アイテムは「カミソリ」や「電気シェーバー」。頻度は「週１回」、「週２～3回」という回答が4割以上に。
カミソリは手を出しやすい価格ということもあり人気でした。肌への負担を心配して電気シェーバーを使っているという回答も見られます。毛抜きや家庭用脱毛器はカミソリと併用しているという人も多く、ひとつのアイテムでケアが完了できている人は少ない印象です。
Ｑ どうやって自己処理している？（複数回答）
Ｑ ムダ毛ケアの頻度は？（複数回答）
セルフケアをしている人は、だいたいが週に１回以上しているという結果に。「夏になると毎日どこかしらの毛を剃っている」という人も。「月１回」と答えたのはサロンやクリニックでの脱毛をしている人でした。
ポイント⑤ とくに気になるパーツはワキ・VIO。普段からケアをしているパーツは腕やワキが上位に。
ムダ毛をとくに気にするシーンでは「彼」や「友達」との関係も影響している様子。ワキやVIOについては、学生時代のプールの授業などで恥ずかしい思いをしたので気になるという人が大勢いました。回答者のリアルな声とともに紹介します。
Ｑ ムダ毛が気になるパーツは？
１位 ワキ /油断して試着したら店員さんに見られた！
２位 VIO /Hの時、彼にジョリジョリと言われた（涙）
３位 口回り /友達の横顔を見てハッとしたけど言えず……
４位 腕＆脚 /日差しを浴びると草原のようにフワフワする
５位 うなじ /成人式の時、お手入れしなかったのを後悔
Ｑ 普段ケアしているパーツは？（複数回答）
普段から露出の多い腕、ワキ、脚はほとんどの人が日常的にケア。VIOはイベントの多い夏や、旅行の予定がある時にお手入れするとのこと。この他、手の指や足の指など、「生えていると恥ずかしい」という声があがっていました。
ムダ毛ケアや脱毛は「人の目」が気になりだす思春期から、かなりの子が始めています。あまり多くの人に聞けない情報だからこそ、正しいやり方やケアアイテムについての情報は需要が高くなります。またアルバイトなどができる年代になると、肌ケアなどの観点から「サロン脱毛」や「医療脱毛」への関心も増えていきます。
（参照：https://nonno.hpplus.jp/article/85533）
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