KPIに合う編集部をアサイン
エディターズ・ラボだから
叶うソリューションマッチ

昨年のADNAVIでご紹介した三陽商会様のブランド総合カタログ特別版。集英社エディターズ・ラボが編集を手掛けて、大きな話題を呼びました。

「集英社エディターズ・ラボ」とは、幅広い年代の読者のインサイトを掴んでいる編集者の知見が集積された“ソリューション実現集団”です。編集長経験者4名に、ファッション、ビューティ誌の最前線で活躍する各編集部の編集者がラボ委員として加わり、さらに漫画・文芸・ライツ分野からも委員をアサイン。総合出版社ならではの圧倒的な「編集者の層の厚さ」が強みであり、さまざまな案件やクライアント様の要望に応える「オール集英社」組織になります。

今回は三越伊勢丹様よりご依頼いただき、BAILA編集部とエディターズ・ラボでコスメカタログのリニューアルを担当。新しく『meeco magazine』を制作いたしました。こちらは季刊予定のカタログとなり、現在vol.2を制作中です。

これまでも、三越伊勢丹様は顧客様向けのコスメカタログを発行されていました。このカタログをリニューアルされるということで集英社にお声かけいただき、コンペに参加したという経緯があります。

カタログは編集ページと協賛ページの2本立て。編集ページのご提案が「ファッション誌ならではの切り口でよい」と評価いただき、パートナーにお選びいただきました。

エディターズ・ラボは、クライアント様のKPIに合わせて担当する編集部をアレンジすることが可能です。今回は30代を中心とした顧客層にアプローチをしたいということで、ターゲット層が重なるBAILA編集部をアサイン。

「オリエンでは、従来の顧客層である30代を中心に“マニアではないけれど、美容への関心のあるお客様層”に向けて“今”を捉えた見せ方や、企画性のあるコスメBOOKへと刷新することをリクエストいただきました。事前のコンペでも、スキンケアやメイクのお悩み解決、ファッションと組み合わせたメイク提案など、テーマや切り口の面白さを評価いただいていたとお聞きしたので、撮影の方向性やテーマへの落とし込みでもそのような楽しさを感じていただけるように考えました」(BAILA編集部・菅井)

まず編集部が提案したのは「号ごとのテーマを設定する」こと。そして創刊号という「新しさ」を意識させる見せ方だったと言います。

「今回はテーマを『美容ことはじめ』とし、複数ある編集テーマにひとつの方向性が生まれました。全体を通じた“読後感”も満足感が高まるように考えています。

また、創刊号としても見せ方は表紙のデザイン、タイアップページの撮影方法の方向性をスタッフと入念にすり合わせて進めました。デザインはモダンに刷新し、ファッション誌ならではの洒落感や今っぽいムードも大切にして構成しています。

表紙を飾った石井美保さんは三越伊勢丹様の方でキャスティングされていましたが、これまでも何度も取材でご一緒していたので石井さんの魅力がより面白く伝わるような、充実感のあるページ作りを心がけました。全体を通じて、読んでくださる方に“カタログ”ではなく、読み物として楽しんでいただけるように意識しました」(同)

創刊号は2024年の1月2日からの会期で、店頭のお客様や協賛ブランド、三越伊勢丹様の社内でも好評と、うれしいコメントをいただいています。

今回の事例を通し、改めて編集部側から見るエディターズ・ラボの強みを聞いてみました。

「集英社には世代や性別などさまざまなセグメントに対応するメディアが多くあり、それぞれの媒体・エディターには豊富な知識・経験・スキルが蓄積されています。また、多くのタイアップ企画を通じて、それぞれの企業やブランドの希望を尊重しながら、そこにある制約条件の中でいかに面白いものを作るか、という経験もたくさん積んできています。その豊富なリソースがあるからこそ、オファーしてくださるクライアントの課題解決にベストフィットする媒体・エディターを提案することができます。そのような社としての強みと個の強みが組み合わさることが、エディターズ・ラボのいちばんの魅力なのではないでしょうか」(同)

読者のインサイトを元にして長年培ってきたノウハウで、そしてオール集英社で幅広いクライアント様に対応できます。「集英社エディターズ・ラボ」にぜひお気軽にご相談ください。

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