フェムテラシーから考える働き方とは?
女優&女性起業家4人が登壇 「集英社 MOREyoi ウェルネス スクール」

今の時代に必要な「フェムテラシー」をテーマに、『MORE』と『yoi』が合同でイベントを開催。3/3(日)に行われたイベントの内容と、企画した両メディアの編集長インタビューをお届けします。

「集英社 MOREyoi ウェルネス スクール」は、半世紀近く働く女性を応援してきた雑誌『MORE』と、2021年にローンチした“心・体・性のウェルネスメディア”『yoi』、2つのメディアがお届けしていく、女性のための集英社のセミナー&イベント。

第1回のテーマは『フェムテラシーから考える働き方』※。

トークショーには女優でMORE専属モデルの井桁弘恵さんをゲストに迎え、フェムテックで社内起業した株式会社アダストリアの渥美昌子さん、豊島株式会社の大川侑穂さんが登壇。また、ワークショップではインド中央政府公認SVYASA認定ヨガ講師のカナさん、体質診断型のパーソナル薬膳サービスを行う山川麻子さんによる、薬膳を使った瞑想体験も。各社のさまざまな製品に実際に触れる体験ゾーンも盛況で、参加した約50名の女性たちが体験しながら学びを深める1日となりました。

※「フェムテラシー」とは: 女性の健康をテクノロジーで後押しするサービスや製品「フェムテック」と「リテラシー」を掛け合わせた言葉で、女性のこころやからだに寄り添う知識のこと

「働く女性を、フェムテックを通じて応援したい」

日本の「フェムテック元年」は2020年。「フェムテック(Femaleとテクノロジーを組み合わせた造語)」という言葉がメディアでも話題になりました。2023年には国内の大手企業が相次いでこの分野に参入したことで一般への認知や接点が広がり、市場も拡大。経産省の推計では2025年にはフェムテックによる経済効果は約2兆円とも言われ、ますます注目の分野です。

MOREとyoi、合同でセミナーを行うのは初めてのこと。きっかけは「働く女性を、フェムテックを通じて応援したい」という両メディアの想いでした。

「約半世紀にわたって働く女性を見つめてきた『MORE』と、2021年に誕生した新メディア『yoi』は、どちらも20代後半~20代の女性をコアターゲットにしています。3月8日の国際女性デーのタイミングで、働く女性をエンパワメントするイベントを合同で実施したい、と両編集部で相談していました。

そのころ、2023年秋にフェムテック関連のアイテムを扱う『mood is me.』を立ち上げたアダストリアの方々が、同じく多くの女性を、フェムテックを通じて応援したいというお気持ちでご賛同くださり、半年ほどかけて準備をしました。

フェムテックの知識はセルフケアや働き方、生き方にかかわるテーマです。MOREとyoiの編集部、そしてアダストリアの方々もひとつのチームとなって、女性の心と体の問題について正しい知識を得ることや、さまざまな製品を実際に触ったり、セルフケアを体験するコンテンツをふんだんに盛り込むことができました」。

左:MOREブランド統括編集長・中田貴子 右:yoi編集長・高井佳子

注目の「フェムテック」、MORE・yoiならではの「届け方と強み」とは

「yoiが気をつけているのは正確な知識をもちながら、初心者にもわかりやすく、楽しいコンテンツとともにフェムテックの知識や体験を共有すること。心と体の状態は個人差があり、コンディションは変化するので、『いいことだから』という押し付けるような文脈で発信しないようにしています。悩みに寄り添いながら複数の解決策や、気づき、体験、考え方を提示するほうが、読者の確固たる信頼が得られる実感があります」(yoi・高井)

「MOREのユーザーはフェムテックやフェムケアなどウェルネス関連への関心がありつつも、知識はそれほど持っていないという層が多いのが現状です。そのため、今回のイベントではMORE専属モデルで女優の井桁弘恵さんを起用したように、ライト層に関心を高め興味を持ちやすい形にして届ける工夫が大事であり、その形を作れることがMOREの強みのひとつです。

20~30代の女性たちは体験することを重視する傾向がほかの世代に比べても段違いに強いため、参加型の要素を盛り込み、楽しみながら触れることができるようなエンタメ要素や企画性も重視しました。また、MOREは働く女性がメインユーザーなので、フェムテックを活用することが体や心のケアだけでなく『より女性が活躍しやすい社会に役立つもの』ととらえ、女性活躍推進の目線を届けることも重要と考えています」(MORE・中田)

大好評だった「集英社MOREyoiウェルネススクール」。今後は多くの企業・ブランドの皆さまとのお取り組みを増やしていきたいと考えています。

「今回のセミナー&イベントを実施して、同じ製品やサービスでも、どんなメッセージや体験とともに届けるかがとても大切だと感じました。フェムテックに興味関心の高い読者を多く抱え、そのインサイトを熟知し、さらに正確な知識や知見のあるyoi編集部ならではの企画力を生かしていきたいと思います」(yoi・高井)

「今回のイベントを通じ、フェムテックやフェムケアの分野は一部の感度の高い人だけに向けたものではなく、『一般的な働く女性の日常のクオリティを上げるもの』という文脈を加えることが効果的だと気づかされました。ひとりひとりの自分ゴトにつながる“リアリティ”のある発信や、ハードルを下げる届け方にはMORE編集部の知見がお役に立てると思います。まだまだ新しい分野なだけに、世の中に広めていくためのお手伝いをできれば嬉しいです」(MORE・中田)

読者のインサイト、届け方を熟知している2メディア。フェムテック、ウェルネス関連のクライアント様にぜひご活用いただければと思います。それぞれのメディアでのタイアップ、また合同セミナー&イベントについてもお気軽にご相談ください。

【イベント概要】
イベント名 :「集英社 MOREyoi ウェルネス スクール」『フェムテラシーから考える働き方』
開催日:2024年3月3日(日)
場所:渋谷ヒカリエ 27階 アダストリア本部オフィス内 Aカフェ
コンテンツ:井桁弘恵さんと学ぶ「フェムテラシー」講座/「フェムテック」で社内起業した女性の企画実現ストーリー/「瞑想」と「薬膳」で起業した女性によるワークショップ/体験ゾーン(フェムテック、ウェルネス、ビューティ、フード)
ギフト付きチケット 5,500円(税込み)

上段左からMood is me. 洗顔フォーム サンプルセット、Hogaraスキンケアくつした、iroha petit(プレジャーアイテム) 下段左から HAKUTORIKO メイクトリコブラ、Dr.MEDION サンプルセット、niko and … サコッシュ

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