スポーツ広告ビジネスセミナーに
パラスポ+(プラス)で登壇

6月26日、日本雑誌広告協会主催で『第4回 ステップアップセミナー』が行われました。こちらは出版社、広告会社の方が受講の対象となり、当初の定員は100名だったのですが、応募者多数で約130名の方が出席。注目度の高さが伺えました。

今回のセミナー、第1講のテーマが『スポーツ広告とビジネス』。そこに集英社からは日高麻子取締役らが登壇。パラスポーツの魅力を伝える『パラスポ+(プラス)!』のサイト立ち上げの経緯に始まり、広告を中心に現在の活動について、講演を行いました。その一端をここで紹介します。

「パラスポ+!は、集英社各誌のパラスポーツを応援するコンテンツを集積したポータルサイトになっています。サイト立ち上げのきっかけは東京都のパラスポーツ応援サイト、チームビヨンドへのコンテンツ提供のご相談をいただいたところからでしたが、集英社としても2020年に向け、パラスポーツ支援に積極的に貢献したいという思い、そして、メディアとして立ち上げることで取材の幅が広がることから、新メディアとして立ち上げることを決定しました」(広告部担当)

「パラスポ+!の特長は2点あります。まず1点は、パラスポーツそのものの魅力を最大化して伝える、という点。もう1点は、総合出版社の力で、パラスポーツをパラスポーツ以外のものと掛け合わせて発信すること。そこから、新しい価値を生み出していく、という点です」(日高)

パラスポ+!はノンノ、メンズノンノ、モアの各誌でそれぞれの読者にささるアプローチでの記事を誌面連動で連載し、その記事を転載してアーカイブしていきました。加えて、スポルティーバに掲載されていたパラスポーツ解説記事を再録したり、ヤングジャンプ増刊として発行されているパラスポーツの漫画やインタビューをまとめたパラジャンプからも井上雄彦先生のインタビューなどを掲載しています。

具体例として、ノンノのファッションページに登場してくれたパラ水泳の一ノ瀬メイ選手のことや、モアで実施した女優・内田理央さんとパラトライアスロンで活躍中の谷真海選手に協力いただいたボッチャ体験会などが紹介されました。さらに、サントリー様の“チャレンジドスポーツプロジェクト”の一環で制作された動画を披露しました。

「昨年5月にリリースした第1弾動画は、メンズノンノモデルで俳優の成田凌さんと、サントリーが支援している車いすバスケットボール宮城マックスの藤本選手が対戦する動画でしたこの動画はパラスポ+!、メンズノンのウェブ、サントリー公式LINE、成田さんのインスタグラムなどのほか天皇杯会場の大型スクリーンでも流されました。好評につき、今年も第2弾を制作。成田さんが応援団長となって車いすバスケを応援するというストーリーです。

さらにこれとは別に、男性向けにアプローチできるキャスティングのご相談もいただき、モアモデルとしても活躍していた篠田麻里子さんを起用。ハンブルグの大会の取材の模様をルポルタージュ形式の動画にまとめました」(広告部担当)

「多くの人になにかを伝えたいとき、そのテーマや案件ごとに、誰が語れば効果的か、私たち(出版社)はデータだけでなく、多くの読者たちと向き合ってきた経験値から知っています。その人材と深い関係を築いていて、アサインできる、というのが私たちの強みなのと、ビジュアルづくりに対して信頼していただけたのはありがたかったです。何をさせ、何を語らせるか含め、台本も集英社で制作しました。動画プロに丸ごと請け負ってもらうのとは違う、長年仕事にしてきたリアリティの表現と『言葉の力』には徹底的にこだわりました」(日高)

クオリティ高い動画には参加者たちも釘付けとなり、出版社のコンテンツ力、編集力を強くアピールすることができました。

過去にはADNAVIサイトで『パラスポ+!』はじめ、数々のスポーツに関わる事例を紹介してきました。最近では、にわかラグビーファンのための応援WEBマガジン『楕円球LOVE!』を創刊し、話題になっています。

東京オリンピックが約1年後に迫り、スポーツ熱がさらに高まりにつれて、コンテンツや広告はますます増えていきます。この分野においても、せひ集英社の動向に注目ください。

パラスポ+!の媒体資料はこちら>

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