Myojoの大躍進を牽引した
小林編集長がセブンティーンを
大変身させます!

7月よりセブンティーンの編集長に就任したのが、前Myojo編集長、小林亘です。平成元年入社後、モア、ノンノに配属され、のちにノンノ編集長に就任。2018年にMyojo編集長となり、女性誌のノウハウなどを活かし、誌面をリニューアル。ここ1年は毎号前年比を更新し、さらに年に3回重版となるなど、売り上げを大きく伸ばし、その手腕が注目されています。

セブンティーンは1968年(昭和43年)創刊。歴史あるティーン誌が、小林編集長を迎え、どのように変わるのでしょうか。

「セブンティーンの読者は完全にデジタルネイティブ世代。ですから、すぐにデジタルで拾える情報は雑誌でチェックしない。だから、雑誌でなければできないことにこだわっていきます。雑誌というとファッションや美容、人物インタビューなど情報がぎっしりつまったデパートのようなものでした。それは確かに情報量に満足できます。しかし、その形がいま、求められているのか?

12月号(10月31日発売)から、セブンティーンは『大特集主義』になります。まずは丸ごと1冊ファッション号。このシーズンのファッションに関しては、この1冊買えばすべてわかる、という号で、立ち読みでは済まないボリュームです(笑)。デジタルメディアで接する数々の情報をもっと深堀りし、自分事化できる。雑誌で答え合わせをするようなイメージです。その次の1月号は丸ごと一冊ビューティ号、2月号は丸ごと一冊STモデル号を予定しています」

STモデルといえば大スターの卵たち(既に大舞台で活躍の方もいますが)。常に20名近くの人気モデルが揃っているのもセブンティーンの強みです。

「モデルたちの強みを前面に出していきます。たとえばファッションでニットというテーマがあったとします。それをただモデルに着せて撮るのではもったいない。モデルが主となって、たとえば『清原果耶が今シーズン着たいニット』にするわけです。あるいは、久間田琳加が興味のある美容は何か。生き方が素敵なモデルに対しては1万字インタビューだっていい。読者の憧れである彼女たちがおしゃれを発信し、一緒に悩み、考えるといったモデルを主としたページ作りをしたいと思っています」

上記の試みをはじめ、「前例にとらわれず、どんどん新しいことをしたい」という小林編集長。ワンテーマ化を進めたりと、ターゲットを絞ることで広告出稿もしやすくなるはず、と力説します。

「極端に言うと、毎号買われなくてもいいんです。だけど、気になる特集号は、保存しておきたくなるほど満足度が高い。それこそが紙メディアに求められていることで、確実にファンを掴む方法だと思います。Myojoでもそれは実証済み。リニューアル号では、1ページ大、のモデルカットがあったり、人気タレントが出るページは10ページ、20ページとページを割くかもしれません」

デジタル分野に関しては、動画に注力していくといいます。

「今は、撮影現場で動画も撮るといった内容が多いと思いますが、インスタライブやYouTube用に撮影をすることも検討しています。たとえば、インスタライブでSTモデルたちがティーパーティ、といったことを飲料メーカー様のタイアップでできるかもしれません。動画メニューにも今後、ご注目ください」

異動後は忙しい日々を過ごしていますが、プライベートも妥協なし。ゴルフ、スポーツ観戦、旅行……と多趣味の小林編集長。野球は愛知県出身ということもあり、ドラゴンズびいき!

ビール片手に神宮球場で野球観戦!

「異業種の中日ドラゴンズファンたちが集まって、いっしょに観戦に行きます。写真は久々に神宮球場で観戦した時のもの。勝ったら祝勝会、負けたらさっさと帰ります(笑)。あとは、今は控えていますが、国内再発見の旅に行きたいですね。四万十川、東北の鄙びた宿あたり……」

最後に、安藤拓朗セブンティーン担当部長からのメッセージを紹介します。

「53年目の秋、セブンティーンは変わります! 『モデルの魅力をもっと引き出し、毎号ワンテーマを深堀りして、JKを全力で応援します!』。セブンティーンの変革を指揮するのは小林編集長。編集部員が全員女性の中、巧みに若い編集者の意見を吸い上げる力は、さすが私生活でも2人の女子の父ならでは。愛されお父さん力で、セブンティーンはJKにもっと愛される雑誌になります」

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