ローンチから3カ月、
集英社オンラインの
「今」を編集長に聞きました

「オール集英社エンタメ」を掲げ、豊富なオリジナル記事に加え、集英社の人気メディアのコンテンツも提供する「集英社オンライン」。ローンチから早3か月、着実に認知度と視聴者数を伸ばしてきました。媒体資料もリリースしており、そこには媒体説明や想定されるユーザーが詳細に書かれていますが、軌道に乗り始めた今、志沢直子編集長に現状の分析、広告施策を含めて今後の展望について聞きました。

――主なユーザー層はどのあたりになっていますか?

35歳前後の「新時代の働く人々」がターゲットであり、コア年齢は25~34歳が25.8%、35~44歳が25.7%で、おおむねターゲット層に届いているイメージです。男女比では女性が54.2%、男性45.8%となっています。

また、ユーザーの反響としては「サイトが見やすく読みやすい」「いろいろなニュースや読みものがある」「集英社のニュースがいち早く知ることができる」といった声をいただき、Twitterアカウントもフォロワー数はまだ8000弱ですが、記事更新のツイートには多くのRTやいいね!をいただき、エンゲージメントの良さを感じています。

――ローンチ後、数字の推移はいかがでしょうか?

3月31日のローンチ以降、4〜6月は各月においてUU、PVともに着実に数字を伸ばしており、1記事当たりの平均PV数も右肩上がりに伸びています。SmartNewsやグノシーなど、キュレーションサイトの外部誘導も順調です。

また、今月からはYahoo!ニュース、LINE NEWSへの配信もスタートし、これで集英社オンラインからの外部配信先は25メディアとなり、これは集英社のウェブメディアの中では最多となります。外部配信と関連記事を紐づけて同ジャンル記事やユーザーを回遊させる施策も集英社オンラインの強みになっていくでしょう。

――集英社オンラインはビジネス、カルチャー、エンタメ、教養、ライフスタイル、ヘルスケア、恋愛など、幅広いカテゴリーも魅力ですが、人気記事の傾向などは見えてきましたか?

多く読まれているのは圧倒的に集英社オンラインのオリジナル記事です。質の高さと読み応えにこだわったことが、ユーザーにも響いている手ごたえを実感しています。

人気ジャンルは「エンタメ」「教養・カルチャー」「ビジネス」の順。この中でも数字をとっているのはやはり、独自性と時事性を備えた記事で、公開直後だけでなく、その後の検索やユーザーの拡散によって繰り返し読まれているのもヒット記事の特徴です。

5月期でバスった記事は
『ゴールデンカムイ』、待望の実写映画化決定!!

「お金がなくて」19万円で買ったトヨタ中古車が30倍以上の値に⁉︎ 超高騰中の“ネオクラシックカー”の魅力と落とし穴

などです。中古車の記事は35万PVを超え、前後編ともに今なおアクセスがあります。「ゴールデンカムイ実写化」ニュースはヤングジャンプ編集部との連動で、集英社オンラインの独占解禁情報として発信したもので、こういった記事が配信できるのも「オール集英社エンタメ」のウェブメディアの強みと言えます。6月期になってからは50万PV超えのヒット記事も続々出てきており、旬の話題をうまく切り取り、読みやすく作成、キャッチーなタイトルをつけて「独自性」をもたせるという編集力の効果が表れてきていますね。

――集英社オンラインとのタイアップは、どのような訴求が可能でしょうか

今、多く人の関心を集める「健康&ヘルスケア」「車」「スポーツ(ゴルフ、野球、サッカー)」「ビジネス」「教育」「マンガ」におけるコンテンツ作成にはいっそう注力していきます。編集部員による人脈を活かし、人気の医師、有名選手、著名な評論家、タレント、グラビアアイドル、芸人、ビジネス芸人たちをアサイン可能。すでに多くの人物のインタビューや客観取材も実現しております。

また、コミック誌編集部との連携はこの秋もすでにいくつか予定しており、6月23日には矢沢あい展にからめての矢沢あい作品の名シーンがクリアファイルとなって少女まんが誌6誌の付録に!の記事を先んじて発信、さらに7月2日に情報解禁となった映画「SLAM DANK THE FIRST」のタイトル・公開日時とキャラクター画像について映画会社との協業のもと先行配信いたしました。多くのファンを持つマンガとそのメディアミックスのパワーを発信していくので、それに絡めた企画も検討可能です。

――今後、さらなる展開はどのようなものを予定していますか

これまでの数字や反響をみて、さらにユーザビリティを高めるべくUI改修に着手し、7月以降反映される予定です。加えて秋以降、大型連載開始、テレビ番組への露出も内定しているなど、さまざまな話題を提供してまいります。「エンタメは学びである」という知的エンタメの構造をふまえ、今後も良記事をたくさんお届けしますので、どうぞご期待ください!

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