バイラ読者に聞きました。
「物価高の影響を感じる」 と
96%!が回答

【読者インサイト研究】データで読み解く生活者の本音 14

この連載では、様々な読者層を持つ集英社の各媒体で実施された読者アンケートから、マーケティング企画のヒントとなる「生活者のインサイト」をお届けしていきます。

第14回はコロナや世界情勢によって大きく変化した「家計」について。バイラ読者102人へのアンケートから見えてくる、リアルな家計状況や将来の展望について深掘り。読者が「不安に思っていること」、「影響を感じた部分」についてチェックしていきます。

 

ポイント①:値上げによる生活への影響を感じている人が96%!

ほぼ全員が「影響あり」と回答。昨年の同時期に比べて支出が増えた感覚がある人は7割にのぼっています。支出が増えた項目は、1位食費、2位光熱費。理由として多くの人が「値段が上がったため増えてしまった」と答えました。

10月、11月も食品メーカーやファストフード店から食料品の値上がりが次々と発表されましたし、本格的な冬を迎えるにあたり、電気やガスの価格も大いに気になります。ウクライナ情勢は収束する気配がなく、エネルギー資源や穀類をはじめとした原材料の高騰は続きそうですし、日本においては円安に歯止めが効かないなど、物価が上がる要因が重なっているのが現状。スーパーや飲食店で価格の上昇を目のあたりにすることが多く、実生活への影響を感じる人が多くいると思われます。

ポイント②:生活費と収入のバランスを考えて、副業を始める人も。


収入の変化については約6割が「変わらない」と回答。増減を感じた人がそれぞれ2割ずつでした。収入が変わらず、物価が上がれば、生活が苦しくなるのは言うまでもないところ。実際、自由回答では「物価は上がっていくのに収入は変わらず、生活を維持するのが大変」、「収入が増えないので、副業してなんとか成り立っている」との声があがりました。

4・5月合併号で同じ質問をしたときよりも「変わらなそう」「悪くなりそう」の割合が増え、読者の景気の見通しが悪化。「物価上昇の先行きが不安」「ウクライナ侵攻がいつ終結するのか」との心配の声が。

全体を通して「家計」への影響は厳しい状況であり、今後の展望も不安に感じている人が多いと言えそうです。その中で支出を見直したり、収入+αを考えて「副業」を始める人もいます。一方で、コロナ禍による行動制限への反動から、旅行などポジティブな消費行動も増加傾向にあると聞きます。

働く女性たちは今後の景気について関心を持っており、大半の人が不安を感じていることが改めてデータからもわかりました。このような経済状況に動揺しないように、国内外のニュースをチェックして、世界情勢や経済政策を先読みしていくことも大事でしょう。


学びやお金、働きかたなど、今の時代を生きる「30代からの働く女性」の知りたいことや悩みにも寄り添える「女友達」のような存在を目指します。これからのBAILAにどうぞご期待ください!

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