インパクトが別格! マンガ
ソリューション案件が急増。
発注前におさえておくべき点

11月末に行われた「集英社メディアソリューション フォーラムセレクト」第11回は「結成1年! 集英社マンガソリューションズの成果とは ~ケーススタディ編~」と題し、広告部のIP(Intellectual Property/版権)セールス組織「マンガソリューションズ」が窓口となった事例をご紹介しました。

第1部では、お問い合わせの多い「版権」についてご説明。そして、どこまでが広告部の扱いとなるのか、どのように発注をいただくとスムーズに進行するのか、解説いたしました。こちらでその抜粋を挙げておきます。

まず、マンガコンテンツを広告にご活用いただく際、ご確認いただきたいことが以下になります。
●アニメーターが描いたアニメの絵を使いたい(アニメ版権)
●原作者が描いた原作の絵を使いたい(原作版権)
●商品化する予定の有無
●キャンペーンやSNSでの広告展開の有無

実は、世の中に流通しているマンガコンテンツを使用したほとんどの商品は、アニメ版権のもの。こちらは集英社のライツ事業部が窓口となり、作品ごとに担当者がおります。

原作版権は原作者が描いた白黒の絵がベースとなり、作品のファンにはこちらも人気です。原作版権をご希望の場合は、商品化についてはライツ事業部、広告宣伝に活用希望の場合は広告部が窓口となります。なお、作品が既にアニメ化されている場合は、基本はアニメ版権でのご活用となります。また、原作版権をクライアント様のプロモーション素材のみにはご使用いただけません。集英社の媒体とのお取り組みが前提となります。

お問い合わせからプロモーション開始までは、最低3ヶ月ほどが目安になります。時間に余裕があるほど、作家さんのご提案の幅や媒体での展開の幅が広がることにつながりますので、早めにご相談ください。

第2部では、集英社マンガソリューションズ発足以降のタイアップ事例を3つご紹介いたしました。

まず、今年6月に実施されたTASAKI様×「チェンソーマン」の集英社横断大型企画。こちらはTASAKI様のジュエリーシリーズ「デインジャー」のプロモーションとして、原作版権をご利用いただきました。コラボジュエリーの制作をはじめ、集英社6媒体にそれぞれオリジナルのクリエイティブを掲載。漫画のコマを使用してのプロモーションや 藤本タツキ先生描きおろしのイラストも活用いただきました。

詳細はこちらのADNAVIサイトでも事例として紹介しています。
各部署が連携して実現! 集英社横断の初の大型企画はジュエリー×マンガのコラボ

次に、サムスン電子様×女性誌(non-no、MORE、SPUR、MAQUIA)with 「SPY× FAMILY」のお取り組みです。こちらはサムスン電子様から発売されたGalaxy Z Flip4のタイアップ企画で、現在、少年ジャンプ+(プラス)に連載中、アニメも大人気の「SPY× FAMILY」の原作版権を活用いただいたものです。

お取り組み内容は、女性誌4誌での本誌とWebでのタイアップを実施。さらにスマホケースにカスタマイズできる「SPY×FAMILY」のオリジナルステッカーを特別付録に。また、オリジナルケースを作成し、プレゼントキャンペーンと各SNSでの展開を実施。こちらは、作品の世界観をきっちりすり合わせること、使用する絵柄すべてに原作版権の確認が必要になるためご提案からスタートまで約8カ月の準備期間となりました。原作版権ご使用の際に、非常に需要なポイントとなります。

最後にメタ社様のInstagram ×「少年ジャンプ+」の事例です。こちらの企画は、Instagramのイメージチェンジを目的に、ファッション誌とマンガアプリを横断したタイアップでした。

ファッション誌では様々な人物を起用し、起用人物が夢中になっていることなどをどのようにInstagramで活用しているかを語っていただいて記事に。 一方で、『少年ジャンプ+』ではうすた京介先生、水あさと先生、伊科田海先生、隣のヤングジャンプの坂本拓先生にご協力いただき、作品の世界観の中にInstagramを登場させていただきました。 主人公たちが自然な形でInstagramの魅力を伝える構成となり、PRマンガでありながらもPV数やコメント数が非常に多く、話題となりました。

漫画家の先生方は、皆様が一流のクリエイターです。商品の世界観と作品の世界観が組み合わされたときに、どんなクリエイティブができるんだろう……ということを一緒に楽しみ、ワクワクしてくださる広告主様、広告会社様からのご相談をお待ちしております。

集英社マンガソリューションズとは? 広告メニュー、事例紹介はこちら>

事例・最新情報一覧に戻る

お問い合わせ

この事例にご興味のある方は、下記までお問い合わせください。

03-3230-6202