【MORE】MORE JAPAN 佐賀県鹿島市との新たな試み「かしまBOOK」
MORE編集部がすすめる地方創生プロジェクト、MORE JAPANが、佐賀県鹿島市の市制70周年を記念して冊子「かしまBOOK」を手掛けました。鹿島市の魅力を改めて再発見したこの冊子は、鹿島市の成人式会場などで配布され、現地の若者から大好評だったとのこと。どういった経緯でこのような取り組みが実現したのかMOREブランド統括の中田に聞きました。
鹿島市との取り組みのきっかけは?
元々、佐賀県鹿島市の魅力を発信する記事、『佐賀県鹿島市で叶える“チル”な旅』を基にした調査を2024年11月にMORE JAPANで実施して以来お付き合いがありました。
佐賀県鹿島市で今したいチルな旅。豊かな食と、心癒される時間 | MORE
その中で、鹿島市が2024年に市制70周年というこで記念事業を検討されていると伺い、MORE編集部より、記念事業の一案として冊子制作の企画を提案したところ、中身と展開案についてプロポーザルとして公募されることに。MORE編集部も中身をさらにブラッシュアップして応募、今回の冊子の取材・レイアウト・原稿作成を行うことになりました。
地元への愛着や誇りを深める「かしまBOOK」
「WE♡KASHIMA いいモノ、いい景色 70の鹿島の魅力を探しに」をテーマに、鹿島市民が語る「思わず笑顔になってしまう鹿島市の魅力」を70通り集めて1冊にまとめました。編集部がまちを訪れた際に印象に残った「人々の笑顔」をキーワードにその笑顔のもとを探し共有しようというのがコンセプト。鹿島市の魅力を改めて知ることで、地元への愛着や誇りを深め、他にはない鹿島の魅力を再認識することを目的に作成しました。
「まちの魅力」を、分かりやすく、楽しく伝える
日頃の雑誌作りでも重視している「楽しさと分かりやすさ」にこだわりました。鹿島市が持っている地域資産、例えばSDGs先進都市であることや、箱根駅伝常連チームの合宿所として選ばれていること、酒蔵ツーリズムやガタリンピックなどの特徴的なイベントが開催されていることなど分かりやすく楽しく読めるように工夫して構成。とっつきやすくすることが大切だと考えて作成しました。
新しいことも古いことも、今の時代にあわせてリデザイン
「わかりやすさ」×「おしゃれなビジュアル」×「楽しく読める仕掛け(エンタメ性)」。日頃の雑誌やweb記事づくりで培った編集力で20~30代の若い女性にも響きやすい形で届けることがMOREの最大の強みです。若い世代は40~50代とは異なる感性で生きている世代なので、新しいことも古いことも、今の時代にマッチする形にリデザインすることが重要です。MORE JAPANでは日本全国のリデザインに対してお役に立てるのではと考えています。小さなことでもいいので、ぜひご相談いただけたら嬉しいです。
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