BAILA発!Xでも話題の【ミュートジュエリー】が“自分経営世代”に刺さった理由

2/27発売のBAILA 4月号で特集した「ミュートジュエリー」が、大きな反響を呼びました。
SNSを中心に話題となったこのキーワードは、一見するとジュエリー好きのための言葉のように見えるかもしれませんが、編集部では、働く30代女性=“自分経営世代”の価値観の変化を映すものとして捉えていました。

BAILA4月号「ミュートジュエリー」

本記事では、なぜこの言葉が生まれ、なぜ今これほど共感を集めたのか。編集部の視点から、その背景にあるBAILA世代のインサイトを紐解きます。

「自分経営世代」とは:
自分の人生、仕事、健康、感情、時間。人生を構成するすべてを、「今の私に必要か」「未来の私につながるか」で判断し、マネジメントしている世代

「控えめ=妥協」ではなく、「控えめ=戦略」という価値観

BAILA世代にとって、仕事の場では、「どこのブランド?」という分かりやすさが、必ずしもプラスに働くとは限りません。目立ちすぎず、でも手抜きには見せたくない。自分の気分はきちんと上げたい——そんな相反する感覚が、日常の中にあります。
プラン会議で話題になったのは、「職場では主張の強いアイテムは使いづらい一方で、自分にとって愛着があり、どんな服にもなじみ、重ねづけも楽しめるものは、日常的に求められている」という声。この感覚を、「一見ブランドがわからないからこそ、オンオフ問わず長く使える“実は使える”存在」と捉え、言葉にしたのが「ミュートジュエリー」でした。

「新しいトレンドを打ち出そうというより、すでに多くの読者が感じていたことを、どう表現するか、というところから生まれた企画でした。“控えめだけど、ちゃんと満足感がある”という感覚は、今のBAILA世代を考えるうえで、とても象徴的だと思います。さっそく、読者組織スーパーバイラーズの方々もブログにアップしてくださっています!」(副編集長 山岸)


なぜ今、ここまで共感が広がったのか?

今回の反響は、働く30代女性の「身につけるものとの向き合い方」の変化を映したものとも言えます。オフィスでは、分かりやすいステータスよりも、場の空気を乱さず、それでいて自分の満足度も担保できるものが選ばれるようになっています。
キャリア女子総研白書の分析でも、BAILAユーザーには「おしゃれ感度」や「TPO意識」が高い方が多く、忙しいからこそ事前に調べ、「失敗しない」「納得できる」選択を重視することが分かっています。こうした価値観が、「ミュートジュエリー」という考え方と強く重なりました。また、BAILA世代のジュエリー・時計の購入動機は、誕生日や昇進といった節目、仕事での達成、次に進むためのモチベーションなど、前向きな理由で買い、できれば日常的に使いたいという傾向が顕著です。

「自分経営世代は、感覚だけで選ぶのではなく、“なぜそれを選ぶのか”を自分の中で説明できることを大切にしています。ミュートジュエリーは、そうした“納得して選びたい”という意識がとても分かりやすく表れた例だと感じています。」(編集長 小泉)

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「ミュートジュエリー」は流行語ではなく、価値観の翻訳

「ミュートジュエリー」は、単なるジュエリーのトレンドを指す言葉ではありません。“自分経営世代は、こう考え、こう選び、こう納得して動く”という意思決定プロセスを言語化したひとつの例にすぎません。

BAILA編集部が向き合っているのは、働く30代女性の「失敗したくない」「でも妥協はしたくない」という本音。ファッション、美容、ライフスタイル、サービス、金融、食など、どんなカテゴリーであっても、「この世代はいま何に引っかかり、何に納得するのか」を企画に落とし込むことができます。
ぜひ、インサイト起点での企画作りにご興味を持っていただけましたら、BAILAまでお気軽にお問い合わせください。


「BAILAキャリア女子総研」では、働く30代女性=自分経営世代の価値観や消費行動を、定量・定性の両面から分析しています。
「キャリア女子総研白書」第一弾記事はこちら

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