ヤングジャンプ40周年企画
サントリーBOSSタイアップの
神業的コラボが実現した理由

昨年、創刊40周年を迎えたヤングジャンプ(YJ)は、サントリー様のコーヒー飲料BOSSとコラボレーションした2つの企画を実施いたしました。BOSSの商品コンセプトは「働く人を応援する」。働き世代である30~40代が中心のがYJ読者はまさにターゲットであり、今回の周年企画をご一緒していただくことになりました。また、周年企画ならではの複数の作品&キャラクターを組み合わせることが可能な広告企画だったので、広くYJ作品ファンにリーチする事ができる点も魅力だったのではないかと思います。

まず一つ目は、YJとBOSSのスペシャルコラボムービーの作成です。

「こちらはBOSSのWEB CMを、YJ編集部協力の元、制作したものです。BOSSは、普段目立つことはないけれど、何かのためにひたむきに頑張っている人を応援するコーヒー、というコンセプト。今回は40年間YJの原稿を預かり続け、集英社と一ツ橋の会社を1日10往復以上歩き続けている、『昭和ブライト』(写植会社)の長沼さんを主役にしたムービーを制作しました。御年70歳。40年間、YJと歩み続けてくださった、まさにBOSSのコンセプトにぴったりの方です」(広告部担当者)

今回のムービーでは、そんな長沼さんに感謝の気持ちを込めて作家さんたちとサプライズを用意。その感動の顛末はぜひ動画でご覧ください。

こちらのムービーは再生回数68万回(1月14日現在)を超え、クライアント様にも大変好評をいただいています。

さらに、今回のムービー作成にあたり、錚々たる作家の方々からも長沼さんのために特別描き下ろしもいただきました。

・『東京喰種トーキョーグール』石田スイ先生
・『ゴールデンカムイ』野田サトル先生
・『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』赤坂アカ先生
・『BUNGO-ブンゴ-』二宮裕次先生
・『テラフォーマーズ』貴家悠先生、橘賢一先生

「今回のムービーを長沼さんに気付かれないように進行するのは苦労しました。そして長沼さんの40年間を踏襲する動画なので、どうしたら視聴者に伝わるか、長沼さんの人柄や仕事ぶりがBOSSらしくどう表現できるか、構成についてもクライアント様、代理店、編集部とで何度も考えました。結果的にとてもクオリティの高いムービーが完成したと思います」(同)

さて、もうひとつのコラボレーションは『読むボスジャン』またはBOSSコーヒーファーム1本無料クーポンプレゼント企画です。
「読むボスジャン」は裏地にYJ人気作品のコマが入ったもので、「あの名シーン入り!読むボスジャン」としてキャンペーンを行いました。特設サイトからの応募で5名限定プレゼント企画に多数の応募をいただき、SNSでも大きな話題になりました。

「今回、複数作品&キャラを原画で使用できる、という周年特別企画だったので、せっかくなら5作品を組み合わせて、どの作品ファンの方も応募しやすく、見応えのあるものにしようという事でこのような形になりました。複数作品を組み合わせたボスジャンはかなりインパクトのある仕上がりに。また、Twitter上では当選報告も盛り上がっており、BOSSを沢山知っていただくきっかけにもなったと思います」(同)

こちらはローソン様との3社コラボとなっており、店頭POPとの連動、キャンペーン時期や売り場の構成などの調整、5作品それぞれどのコマを使用するかの選定など、細かい調整ごとが多岐に渡り、実現したまさに神業的タイアップとなりました。

「マンガと広告は相乗効果を産むことができる関係です。作品はより読者を獲得することができ、広告はマンガを活用する事でより理解促進が可能になります。また、相性の良いコンテンツ×企業様をコーディネートできれば、無限に可能性があると思います」(同)

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