集英社が主要Web14媒体で
アドベリフィケーション
対応をスタート!
2021年4月より、集英社の主要web媒体の純広メニュー及びPMPのディスプレイ広告において、Integral Ad Science(以下IAS)を利用したアドフラウドとブランドセーフティに関して安全基準を満たした広告配信を開始いたします。
メディアのディスプレイ広告は、ヘッダービディングをはじめとしたアドテクを中心に多くのインプレッションが発生し、大きく成長しています。また、デジタル環境が変化する中で、世界的にもデジタル広告の透明性や安全性について注目されるようになっています。
Botなどの不正なトラフィック(アドフラウド)ではなく人のアクセスにより発生しているインプレッションなのか、ブランドイメージを損なうようなコンテンツが存在している面に配信されていないか(ブランドセーフティ)などが、マーケティングにおいて重要なテーマとなっています。
日本でも、2020年12月には、公益社団法人 日本アドバタイザーズ協会(JAA)、一般社団法人 日本広告業協会(JAAA)、一般社団法人 日本インタラクティブ広告協会(JIAA)の業界3団体が共同で、デジタル広告の品質を第三者認証する「デジタル広告品質認証機構(JICDAQ)」の設立を発表しました。これまで以上に、デジタル広告に透明性や安全性が求められるようになります。
そうした中、集英社はMAQUIA ONLINE、SPUR.JP、Daily MOREなど、ファッション系を含む主要な14のWeb媒体を対象に、全ディスプレイ広告メニューで IAS のパブリッシャーソリューションに対応し、アドフラウドとブランドセーフティに関して安全基準を満たしたインプレッションのみを配信対象とする新しい施策を2021年4月よりスタートします。
全ディスプレイ広告でIAS のような第三者によるアドベリフィケーション対策実施済みの広告在庫を常時提供する試みは、日本国内でも先進的な取り組みです。あらかじめアドベリフィケーション対策済みの在庫のみが販売されるため、広告主や広告会社は、追加の手続きや設定作業は必要ありません。
不正なインプレッションの除外や、ブランドセーフティを損なうコンテンツへの広告配信を防ぐこの取り組みは、広告主にとっても、そして消費者にとっても透明性が高く、安心、安全なメディア環境を構築するものです。
今後も信頼される健全な広告環境構築に向け、努力してまいります。