20代〜40代の
LEEメンバーに聞いた
資産運用についての本音。
【読者インサイト研究】データで読み解く生活者の本音 第13回
この連載では、様々な読者層を持つ集英社の各媒体で実施された読者アンケートから、マーケティング企画のヒントとなる「生活者のインサイト」をお届けしていきます。
第13回は資産運用について。20代〜40代のLEEメンバー219人に、貯金額や運用額などリアルな数値を聞きました。そこから見えてくるのは、生活設計と密接に関わる運用への考え方。どこを節約して、どのように投資しているのか、生活者の本音を見ていきましょう。
ポイント①:資産額が高い人は、「当たり前の出費」も定期的に見直している。
資産額を回答してくれた人のうち、99万円以下の人が32人と最も多い結果に。ただ、中には1000万円以上、3000万以上といった高額資産がある人もいました。資産額が1000万円を超える人に、さらに確実に貯めるために努力していることを聞くと、今の保険料や光熱費を定期的に見直したり、スマホを格安プランに変更したりと、生活費など「当たり前の出費」にも目を配っているという結果に。貯金や投資額を増やすために、定期的に出費状況を見直しているという意見が目立っていました。
ポイント②:お金の不安は老後だけでなく、日々の生活のことも…。
老後のことだけでなく、住宅や生活費など直近のことにも不安のコメントが出ており、コロナ禍や世界情勢の厳しさを感じる結果となっています。
ポイント③「投資」という選択肢は、どのようにうつっているのか、本音をチェック。
全体で見ると投資をしていない人の割合が5割以上ですが、資産額が1000万円以上の人に絞って見てみると7割が株式や投資信託、債券などに投資をしている結果が出ています。資産を大きくするには、投資はやはり有効な手段のひとつと言えるでしょう。
投資に対するポジティブな意見としては、「資産が増えること以外に、世界情勢や政治などについて視野が広がった」「節約意識がもっと高まった」などがあがっています。逆に投資に対するネガティブな意見として、「今の生活にいっぱいいっぱいでリスクはとれない」「知識がないと損しそう」などがあがりました。
ただ、投資をしたことがない人の中でも、「投資を始めたい」と答えた人は半数以上おり、今後の資産形成を考えた時に「投資は必要」と思っていることがうかがえます。「投資に挑戦したいけれど、まずは知識を得てから…」と考える人に向けて、投資についての知識をわかりやすく提示したり、実際に投資をしているメンバーのライフスタイルを紹介したりすることで、具体的な魅力をお伝えすることが重要と言えそうです。
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