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「エイジングケア」事情。
いつから?どんなケアを?
【読者インサイト研究】データで読み解く生活者の本音 第30回
この連載では、様々な読者層を持つ集英社の各媒体で実施された読者アンケートから、マーケティング企画のヒントとなる「生活者のインサイト」をお届けしていきます。
第30回はマキア読者680人に「エイジングケア」についてアンケート調査。いつ頃から、どんなお手入れを積極的に取り入れているのか、リアルボイスが明らかに。
Q エイジングを感じ始めた年齢は?
平均…30.5歳
ポイント① ちょうど30歳になったくらいでエイジングケアを意識。
昔は“25歳がお肌の曲がり角”と言われていたこともありましたが、現在はスキンケア意識の高まりを受けて、エイジングを感じる平均年齢はむしろ後退ぎみ。25歳、28歳、30歳…と段階的にエイジングサインが徐々に増えていくという意見や、出産を機に気になり始めたという声もありました。
Q 最初にエイジングを感じたパーツは?
ポイント② 「肌」のエイジングが気になっている人が半数近く!
約半数が、最初にエイジングが気になったのは「肌」と回答。スマホで酷使するせいか、目元を挙げる声も目立ちました。肌トーンの違いを感じたあとに、30代からは徐々に顔の形にも変化が。皮膚が緩んでフェイスラインがもたついたり、骨が萎縮してゴツゴツしてきたりすることも。肌の質感からはじまり、フェイスライン全体のお悩みにつながっていくと言えそうです。
Q エイジングケアを意識して取り入れ始めた年齢は?
平均…31.4歳
ポイント③ 30代でケアを始める人が大半だが、中には10代20代から意識する人も!
アンケートではエイジングを感じるのと同時期にケアを開始する人が多い中、10代から始めている人も。20代後半で化粧品でのケアが心もとなくなり、美容医療を取り入れたという声もありました。早めに始める派の理由には、「ケアを早く始めれば始めるほど、エイジングを緩やかにできそう」という気持ちがあるようです。
Q 積極的にエイジングケアを取り入れているパーツは?
1位 肌
2位 目元
3位 髪
4位 首
5位 手元
もっとも力を入れているのは、やはり肌。並行して、目元や首も専用コスメでケアを行うという声が多数。
Q エイジングを意識して美容医療の施術を受けたことがありますか?
ポイント④ 4〜5人に1人がエイジングケアに「美容医療」を活用。
美容医療を実際に受けたことがある人は22.8%人。ハイフ(超音波治療法)やシミ取り、ボトックスの人気が高く、糸リフトや目の下の脱脂を行った人も。SNSやサイト発の情報もあり、美容医療は身近な存在になりつつあります。コスメと美容医療を併用する人は今後も増えていきそうです。
Q こんな風に年齢を重ねたいと思う憧れの人は?
1位 神崎 恵さん
2位 石田ゆり子さん
3位 石井美保さん
4位 田中みな実さん
5位 井川 遥さん
美容家・神崎恵さんをはじめ、年々輝きが増している方々がランクイン。
Q どんなエイジングケアをやっている?
1位 乾燥ケア
2位 シミ・くすみケア
3位 シワケア
4位 毛穴ケア
5位 たるみケア
ポイント⑤ 人気のエイジングケアは「乾燥ケア」。成分にこだわって化粧品を選ぶ人が多数。
アンケートではほとんどの人が複数のケアを選択。その中でも人気なのが乾燥ケアでした。保湿を強化しつつ、レチノールやナイアシンアミドといった話題の成分で各悩みにアプローチするのがエイジングケアの基本になっているようです。
Q 美容医療にどのくらいまでならお金をかけてもいいと思う?
平均…78,826円
ポイント⑥ 美容医療にかけてもいい金額は、個人差が大きい。
回答が0〜100万円までと分散し、個人差が目立つ結果に。経験者は5万円以上の回答が多いことから、結果に手応えを感じているよう。単に安さを優先するというよりは、どんな悩みを解決できるか=施術内容が選択のポイントになっていると言えそう。
30代に入った頃から、多くの人が意識し始める「エイジングケア」。化粧品の情報では、乾燥ケアやシミ・くすみケアが人気で、有効成分までしっかりチェックする読者が多数いることが判明。また、美容医療にも5万円以上かけたいという回答が多くあり、注目が集まっている結果が明らかになりました。
(参照:https://maquia.hpplus.jp/skincare/news/81971/)
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