2回、3回は当たり前?
30〜40代BAILA読者に
転職について聞きました
【読者インサイト研究】データで読み解く生活者の本音 第33回
この連載では、様々な読者層を持つ集英社の各媒体で実施された読者アンケートから、マーケティング企画のヒントとなる「生活者のインサイト」を紹介してきました。第33回はBAILAのメルマガ会員273名の転職についてのリアルボイスをお届けします。
「転職したことがある」「転職したい」と答える人が非常に高い割合を占めており、読者が転職情報の収集を常にしていたり、スキルアップへの意識が上がっていたりすることも伺えます。
Q.転職したことがある?
ポイント① 30代までに、新卒で入った会社に勤めている人は3割を切る結果に。
転職経験者が何と7割以上! 新卒採用で入った会社に、30代に入っても勤め続けているという人は全体の2割強しかいませんでした。多くの人が何らかのきっかけで転職を考え、実際に行動を起こしていることがわかります。そして転職にかかった期間は「1~3カ月ぐらい」が過半数でした。一度心を決めて転職活動を始めてしまえば、そう長い時間はかからずに、新しい職場へと移ることができているよう。転職にもはやネガティブなイメージはなく、むしろキャリアアップととらえられています。
Q.今まで転職を何回したことがある?
ポイント② 約半数の人が3回以上転職を経験済み。
4割以上の人が30代〜40代前半で3回以上の転職を経験。転職は一度経験すると「新しい職種や環境になじめた」という成功体験もできるので、納得いくまで繰り返していく人も多いそう。1社に勤め上げたい人との二極化が進んでいる傾向もあります。ただし転職回数が多い=常に年収アップとは限らないことも。ジョブチェンジに応じて、「専門性」や「スキル」を上げることが求められている時代と言えそうです。
《転職未経験者に聞きました!》Q.転職したいと思ったことはある?
ポイント③ 転職未経験者の9割が「転職したい」と回答。転職したいのに行動を起こせていない人も5割を超える。
転職未経験者でも9割は「転職してみたい」と答えています。「終身雇用」に対して懐疑的な見方や、女性の積極的な雇用政策の追い風もあり、転職に高い関心を寄せる人が増えています。ポイントは「転職したいと思っているが、具体的に行動は起こしたことがない」という人も半数以上いる点。転職情報や転職エージェントへの相談などのサービスに需要が高まっていると言えそうです。
Q.初めて転職をしたのは何歳のとき?
ポイント④ 6割超えの人がキャリアアップなどを目的に27歳までに転職。
BAILA読者の場合は「30代になる前に転職しておきたい」と考えているようです。今後、労働市場自体は拡大し、構造的な人材不足が続いていくと思われるので、20代で培った経験を糧に30代で初転職をする人は、さらに増えていくかもしれません。
キャリアアップやスキルアップへの意識も高く、そこに時間やお金の投資を惜しまないBAILA読者。「転職はしたいけれど…まだ行動を起こせていない」という回答も多くあり、転職の悩みなどにフォーカスしたコンテンツは、今後も注目を集めそうです。
(参照:https://baila.hpplus.jp/work/style/58169/1)
学びやお金、働きかたなど、今の時代を生きる「30代からの働く女性」の知りたいことに応え、悩みにも寄り添える「女友達」のような存在を目指します。これからのBAILAにどうぞご期待ください!
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