働く30代女性の「住宅」への関心。持ち家派 or 賃貸派? 購入金額についても調査。

【読者インサイト研究】データで読み解く生活者の本音 第38回

 この連載では、様々な読者層を持つ集英社の各媒体で実施された読者アンケートから、マーケティング企画のヒントとなる「生活者のインサイト」をお届けしていきます。第38回は全国に暮らすBAILA読者に実施した、「住宅」についての意識調査をご紹介。ライフステージが大きく変化するBAILA世代は、マイホームについてどう思っているのか。リアルな声を集めました。
※調査は2023年10月に実施。125人回答

ポイント① 持ち家が7割を超える結果に。30代前半で家を購入する人多数!
賃貸が3割弱で、持ち家率はなんと7割超えという結果に。そのほとんどが30代前半で家を購入したと回答しています。「定年退職時に35年ローンの完済を目指し、30歳ちょうどで買った」という人も多数。働く女性は、働ける期間なども考え、計画的に家を購入するということがわかります。家を購入した理由では、結婚や出産などライフステージの変化をあげるひとがもっとも多く、次いで「家賃がもったいないから」「いい物件が売りに出ていたから」となっています。

ポイント② 居住者の構成はパートナーを含めた家族で暮らす世帯が6割。
持ち家派/賃貸派問わず全体の居住構成を調査すると、パートナーを含めた家族で暮らす世帯が6割ほど。複数人で暮らす世帯からは、「すでに住宅は購入ずみ」という回答も目立ちました。

 

ポイント③ BAILA世代は新築する人が多数。マンションと戸建てはほぼ人気を二分する形に。
バイラ世代には、新築が人気。新築したという回答が7割を超えています。中古物件に関しては、割安なところが単身者の支持を集めていることがわかっています。

マンション派と戸建て派は半々に分かれる結果で、3人以上の世帯には充分な広さを確保できる「一戸建て」が、単身や二人世帯にはコンパクトで売りやすい「マンション」の需要が高いようです。購入金額は全国平均だと4500万円、首都圏平均にすると5000万円でした。

 

ポイント④ 賃貸に住んでいるBAILA読者も、住宅購入には高い関心。
「家を書いたいと思いますか?」の質問には、「近々買う予定」「いつかは書いたい」という意見が6割でした。迷い中と回答した約2割からは金銭面や転勤・異動などを心配する意見がありました。約2割ほどの賃貸派は飽き性な性格や、これからのライフスタイルの変化を考慮しているそうです。

住宅は大きな買い物ですが、BAILA世代は収入とライフスタイルに合わせて、自分にぴったりのものを探していたり購入したりしていることが判明。単身でもマンションを購入するケースも多く、BAILA世代のマイホームに対する関心がみてとれる調査となりました。

(参照:https://baila.hpplus.jp/lifestyle/society/60179/1


学びやお金、働きかたなど、今の時代を生きる「30代からの働く女性」の知りたいことに応え、悩みにも寄り添える「女友達」のような存在を目指します。これからのBAILAにどうぞご期待ください!

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