「絶対に役に立つ雑誌」。
MyAge浅香編集長の自信
新編集長インタビュー、第4弾は『MyAge』の浅香淳子です。1988年に入社。コスモポリタン編集部で9年、次にメイプルで9年半、その後、マリソル、モア副編集長、エクラ、マキア編集長、コミュニケーションデザイン室と、キャリアを積んできました。
コスモポリタンでは人物インタビューやヘルス、トラベルなどを担当する、いわゆる「ヒューマン班」に配属。その後、ファッションや美容テーマも手掛けましたが、MyAgeは「自分のキャリアの本筋に戻った感じ」だといいます。
「今年の6月に編集長に就任し、読者アンケートを読み込みました。編集者冥利に尽きるコメントの数々に、ジーンとしてしまうほど、みなさん真剣に読んでくださっています。たとえば『すごく読み応えのある雑誌! 50代以上の白髪対策やメイクの情報はとても役に立ちました』『努力はするけど無理はしない、MyAgeはそういう優しい生き方のヒントをくれました』などなど。うれしいですよね。今年の春号(白髪対策特集)は重版するほどの人気だったんです。
MyAgeが誇れる特徴のひとつは、同世代に向けて同世代が創る雑誌であること。編集部全員が読者と同世代で、同じ悩みを抱えています。私も更年期あり、腰痛あり、膝は痛いし白髪もある。骨盤底筋のゆるみも顔のたるみも気になる。自分の体のことを切実に考える世代ですが、読んでいても暗くならないのがMyAgeです。たとえば、無理して白髪染めをしなくても、ミルクティ色という選択肢があることをご紹介したり。読んでいただいたら絶対に役に立つ、と自信を持って言える雑誌に携われて本当に幸せです! また、毎日更新するWEBマガジンOurAgeと連動しているので、そちらも楽しんでいただけます」
就任前から好調のMyAgeですが、浅香編集長になり、どのようにパワーアップしていくのかお聞きしました。
「モアで副編集長だったとき、『モアハピ部』の立ち上げに関わり、読者のインサイト、読者と向き合うことを追及し続けました。その経験は、後の編集者人生に大いに役立ちました。
読者はどんな生活を送っていて、何を求めているのか。3年前の読者とどう変化しているのか。つねに『今』の読者インサイトを反映していく編集スタイルは、MyAgeでも活かしていきたいと思っています。雑誌はこちらがつくりたいものを届けるのではなく、読者ありき。この世代の女性の『今』の悩みをしっかりフォローして、発信していきます」
11月1日にはMyAge秋冬号が発売になります。注目記事を挙げてもらいました。
「大特集は『ほうれい線&二重あご』。そして人気の髪テーマ『薄毛対策』も特集します。人生100年時代になり、健康はもちろんですが、やはりいつまでも“きれいでいたい”という気持ちも誰もが持っているはず。急カーブを描いて変わっていく自分の“美とからだ”に投資は惜しまない世代ですから、無理なくキレイをキープできるような美容のテーマもふんだんに入れつつ、『楽しいエイジングの本』にしたいですね」
プライベートでハマっていることはゴルフ。また、日々の癒しは2匹の愛猫だそうです。
「10年くらい前、銅版画家の山本容子さんの担当になったとき、『今度の週末空いてる? ゴルフに行くからグローブと靴だけ持ってきて』とお誘いいただき、まったくの初心者だったのですがゴルフデビューをして、それ以来、なかなか上達しませんが続けています。ゴルフ場に来るとつい夢中になって、雨でも途中でやめたがらないので同伴者を困らせたりも(笑)」
「右がオスのごま、左がメスのうめ。お母さん猫と一緒に保護された子猫のきょうだいが家族になって4年目です。ごまは体重8キロ。寝ている姿はマグロか魚雷のようです(笑)」
最後にMyAge前編集長で、この4カ月近くで仕事ぶりを見ていた宇居部長代理のメッセージをご紹介します。
「『今までジャンクなものばかり食べてたんですけれど……』と内示直後につぶやいていた浅香ちゃん。でもそんな生活スタイルを誰もが見つめ直したくなる年齢が40~50代なんです。実際着任して、自らの不調や健康についての疑問に正面から向き合ったとたん、やってみたいテーマが続々と湧いてきたそう。秋冬号の打ち合せでは、素早い判断力と同世代感覚を生かした表現で指導力を発揮、新編集長として確実な一歩を踏み出しました。だからおまかせください! 更年期世代への提案をどう〝料理して″読者に訴えればいいか、『浅香・MyAge』がその期待にこたえます」
MyAge / OurAgeの媒体資料 ほか最新情報はこちら>
■こちらの記事もおすすめ
美&健康サイト OurAgeの「髪テーマ」=「神テーマ」です