SPUR5月号に掲載されたタイアップ広告で、
フローフシ様が金賞を受賞されました。
第62回 日本雑誌広告賞の各賞が先日発表され、タイアップ広告ビューティ・コスメティック部門で、SPUR5月号で掲載されたフローフシ様のタイアップ広告が金賞を受賞いたしました。
点描画風のトビラから始まる、6ページに及ぶクリエイティブ。3ページ目にはモデルの目元に大きなシールを貼ってあり、読者はそれをはがすという男性モデルが現れるという、「紙」ならでは表現にこだわり、サプライズを味わうことに。そして、このUZUという新ブランドが強く印象付けられます。
目元にシールが貼られている状態。見出しは「Who is UZU? このアイラインに垣根はない」
今回、企画・構成の段階から中心となって携わったSPUR五十嵐編集長に、受賞の感想、SPURの広告活動について、聞きました。
「豪華な審査員の方たちが揃い、何段階もの議論を経て、SPURが制作させていただいた広告が金賞を受賞したことを光栄に思います。
今回のタイアップは私が編集担当し、企画構成の段階から関わらせていただきました。新ブランド『UZU』という言葉を認知してもらうため、斬新なアイデアを求められました。そこで今回は、デジタルとアナログの施策で立体的に見せたいと思いました(※雑誌広告と同時にデジタル広告も展開)」(SPUR五十嵐編集長)
SPURの広告や宣伝には「とんち」「しゃれ」が重要であると編集長は強調。それは、単に企業や商品をPRするのではなく、先のシールの仕掛けしかり、商品の背景にある世界観や哲学、フィロソフィーが見えてくるものを作りたいという想いがあるからです。
「3ページ目のシールを剥がすと男性モデルが現れるというギミックは、驚きと同時に『男性のメイクアップ』について問いかけています。5ページ目の13本のアイライナーは多様性を示していて、2020年以降、ますます外国人も多数日本に訪れ、ともに共存し、暮らしていくなかで、相互理解のもといろいろな人がいて、いろいろな価値観があっていい『We are the world』的なものを示しています」(同)
その他にも、トビラの点描はよく見るとペンシルと同じ六角形のビットで描かれていたり、アイライナーの線が最終ページまでつながっていたりと、ディテールにまでこだわりが詰まっています。
「長いお付き合いのあるフローフシ様とがっつり四つに組むことで、このクリエイティブが実現し、受賞があったと思います。美容業界に革命を起こしたと言われるブランドで、発表会に行くたびに『学び』がありますし、この業界に慣れ切ってしまった自分を省みるいい機会を与えてくれます。そして、こちらの突飛な意見も耳を傾けてくださる懐の深さもあり、こちらの提案を理解いただけました。今後もご指名があれば、私自身が現場に立って、責任を持って広告のクリエイティブを創りたいと思います」(同)
フローフシ様からも感謝の言葉をいただきました。
「FLOWFUSHIというブランドを終了し、新ブランドUZUとして初となるタイアップ広告にて、このような栄誉ある賞をいただき、素晴らしいスタートが切れましたこと、大変うれしく思います。ご選出いただいた協会の皆様、タイアップ広告をつくりあげるにあたりご尽力いただいたSPUR編集部はじめ集英社の皆さま、関係者の方々、そして読者の皆さまに改めて感謝申し上げます。この度は、本当にありがとうございました」
クライアント様の想いをSPURらしい世界観で伝える、SPURのクリエイティブにどうぞこれからもご期待ください。
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