時には編集長もカメラを回す
UOMO動画サイトの挑戦
2017年秋、WEB UOMOは全てのコンテンツを「動画」へとシフトし、今までの男性誌サイトにはない新しいメディアとして生まれ変わりました。
サイトだけではなくFacebook 、Instagramでもコンテンツはタイムライン上で自動再生される動画です。
「WEB UOMOはコンテンツ全てを動画にすることによって、情報をよりスピーディに届け、興味関心を瞬時に惹きつけます。本誌特集のコンテンツと合わせて動画があることで、ユーザーにも相互補完的に受け入れられ、反響にも繋がっています」とは、山崎UOMO編集長。
3月24日発売5月号では、NHK朝ドラで人気急上昇中の滝藤賢一さんを起用したセレクトショップ「エディフィス」との本誌・動画連動タイアップを実施。
帝人フロンティアが開発した新素材を使ったジャケットやスーツを纏った滝藤さんが、「軽くて伸びる素材」の特長を演技で表現したショートムービーを掲載。文章では表現しきれない訴求ポイントを可視化し、反響を呼びました。
5月24日発売7月号では、カルティエの新作時計「サントス ドゥ カルティエ」特集と連動し、サンフランシスコでの時計イベントの模様をドキュメント風に追ったムービーと、俳優の伊勢谷友介、建築家の谷尻誠、モデルのリヒトの3名に代表される“サントス マン”のイメージムービー(5月24日公開)、合わせて2本の動画を作成しました。
「滝藤さんの動画や、カルティエの伊勢谷さんが登場する動画は、ファッション撮影と同じ感覚でエディターが動画クルーと打合せをし、コンテ作りから携わっています。一方でカルティエのサンフランスシコでの動画は、素材となる動画の約半分は、現場にいた自分自身でムービーのカメラを回して撮影しました。編集者自身が撮影することで少ないスタッフでも現場の臨場感をスピーディに伝えることができます」
WEB UOMOのファッションムービーや日々のニュース、エディター私物などの動画コンテンツは、いずれも本誌編集者がディレクションし、シナリオも作り、ときには自らが撮影から動画編集まで行っているのです。
「また、あえてスチル撮影をせずに動画から切り出した画像で誌面を構成したり、これまでとは違うジャンルの若手クリエイターを発掘するなど、編集者が動画制作に直接的に携わることで得たスキルと経験が、逆に本誌の誌面作りにもうまくフィードバックされています。読者の『欲しい』『知りたい』欲求の背中の押し方は、雑誌編集者が最も得意としているところ。ファッション誌ならではの商品訴求を、デジタルとのマルチ展開で挑戦しているUOMOにご期待ください!」
編集長・山崎×副編集長・池田のインスタライブ実施中!!
毎月24日の発売日前後の深夜に、2人のインスタライブ配信を実施中です。
最新号の表紙から最終ページまでの撮影裏話や、最新ファッショントレンドを、お酒を片手に語りまくります。まるでラジオのような新しい試みを、是非お愉しみください。
※次回は5月24日22時半からの予定です。