PVを5年で10倍に押し
上げた立役者。LEEweb
畑江貴子新編集長の手腕

今回の組織変更で大きく変わったのは、各誌にデジタル専任の編集長が誕生したことです。LEEは集英社の女性誌の中でも本誌編集部が独自にwebサイトを作り上げてきた歴史があり、その中心にいたのが畑江新編集長。どのようなキャリアを経てきたのか、また、今後のビジョンについて聞きました。

実はデジタル担当歴は長いです!

入社は1993年。ジャーナリズム誌『Bart(バート)』に憧れて集英社に入ったという畑江新編集長。最初の配属はメンズノンノでした。

「入社して2年経った頃にWindows95が登場し、モデルさんとパソコン上手になるためのコラムや『今月のデジタル』という連載を担当しました。毎月その道の達人に取材するのですが、その中でクリエイターの小林シンヤ氏と出会ったのが大きな転機に。当時、社内でWebサイトを持っていたのは『少年ジャンプ』だけで、上司に“メンズノンノのWebを立ち上げたい”と直談判したところ、宣伝サイトという位置づけで進めることになり、小林さんに紹介して頂いたプログラマーさんと3人で1999年12月にローンチ。異動まで担当していました」

現在もスタイリッシュなサイトで好評を得ているメンズノンノウェブ。それを立ち上げたのは畑江編集長だったのです。

そして2008年にLEE編集部へ異動。

「LEEではリビング班の担当に。当時『ライフスタイルアンケート』という本誌の名物企画がありました。読者がページに直接書き込んで、切り取って郵送していただくというもので、ワークライフバランス、カラダとココロ、不安と向き合う、といったテーマを毎年設定。毎回驚くほどたくさんのアンケートが届き、中には紙を付け足してびっしり書いてくださる方も。これをすべて読み込み、半年間に渡って特集を組み立てるという担当でもあり、読者との向き合い方を学ぶ貴重な経験となりました」

その後、各誌ともWebサイトの重要性が高まり、注力していく中で、LEEwebも5年前、大幅なリニューアルをすることになりました。そこで、デジタル施策の経験があること、LEE100人隊(読者ブロガー)はじめ、ユーザーとのつながりが深いことから、担当に指名されました。

「2016年にLEEwebをリニューアルしました。当時のPVは今の10分の1くらい。そこから記事を量産し、今は毎日、転載を含め10~15本の記事をアップして、毎月平均約350万UU を獲得しています。LEEwebは『365日暮らしに寄り添うWebサイト』がテーマ。読者・ユーザーの気になる、衣食住、エンタメなど役に立つ記事が毎日必ずある、というのが強みです。サイトに毎日来ていただくために昨年立ち上げたレシピ検索『おいしいLEEレシピ』はぜひ活用していただきたい自信作です。レシピサイトは山ほどありますが、おいしいLEEレシピは本誌で掲載してきた人気料理家の先生のレシピが1600以上。現在もハイペースで転載を進めています。食品や食材、調理家電、流通など広くクライアント様がご活用いただけるコンテンツですので、一緒に育てていただけたらと思っています」

また、新しい試みとして音声コンテンツもスタート。『宋美玄さんの聴く婦人科診察室』はポッドキャストでお聞きいただける約10~15分のコンテンツです。畑江新編集長も登場します。今後はデジタル音声広告の獲得も視野に入れているそうです。


こちらからお聞きいただけます。
https://lee.hpplus.jp/column/series/fujinka/

本誌編集長、Web編集長、LEEマルシェ(通販)室長、その各ディレクターをまとめるブランド統括に前編集長の崎谷が就任した『LEE』。デジタルメディアの役割はどうなっていくのでしょうか。

「LEEwebはLEEのすべてのコンテンツをつなげる網のようなもの。大人気の100人隊のブログはもちろん、本誌の世界観や幅広いWebオリジナル記事、LEEマルシェで扱う商品などをいかにたくさんの人に見ていただくかがミッションです。コンテンツの質には自信がありますので、あとはSNSや外部メディアの活用も含め、届け方をもっとブラッシュアップしていくことが私の課題だと思っています」

忙しい日々を過ごしている畑江編集長に、プライベートでハマっているものを聞いてみました。

「息子にサッカーをしてほしくて、地元・柏レイソルの試合を見に行ったのがきっかけで20年以上家族でファンです。2006年にJ2に降格したときは『私たちが支えずに誰が支えるの!』とホームもアウェイもひたすら試合を見に行きました。またアジアチャンピオンズリーグに出たときは、会社を午後半休、翌日に午前半休して韓国まで弾丸ツアーに。夫とは同級生でほぼ同時に定年になるため、定年後はアウェイの試合を全部見に行こうと今から楽しみにしています」

2013年の真っ黄色に染まった旧国立競技場。就職し独立した息子さんとの話題もレイソル中心だとか

仕事も趣味も全力投球! 畑江編集長が指揮を執るLEEwebに期待してください。

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