〈LEE〉「夫婦で子育て」
分担の割合は?
リアルを徹底調査。

【読者インサイト研究】データで読み解く生活者の本音 6

この連載では、様々な読者層を持つ集英社の各媒体で実施された読者アンケートから、マーケティング企画のヒントとなる「生活者のインサイト」をお届けしていきます。第6回目は『LEE』から、夫婦の子育ての分担について。

働く女性が増え、夫婦で協力して子育てに励む家庭が増えています。男女が公平に子育てしやすい環境をつくるため、今30代・40代ができることとは?

注目ポイント①: これまでの育児を見てみると……
呼び出しで迎えに行くのは「妻」が8割という現実。

アンケート回答者は子育て中の女性で、時短勤務やフルタイム、パート勤務など、仕事をしている人の割合が過半数。専業主婦の多くも家事や用事で日中は忙しいけれど、急な呼び出しに対してお迎えに行くのは、圧倒的に妻側が多いことが明らかになりました。
※LEE100人隊54名、LEEメンバー189名が回答

Q子どもの病気やケガで、園や学校から呼び出しが。迎えに行くのは、誰ですか?

妻の意見
・同じフルタイム社員なのに、いつも私が有休を取るのってどうなの?
・パートの私は仕事を中断して何かあったときは子どものケア。自分で決めたことではあるけど、夫は自分のペースで働けてうらやましい。
・収入面では夫の働きが大きいから、子どもの対応は私が。わが家ではこの役割分担に納得してます。

夫の意見
・会社と自宅が離れているし、職場の雰囲気的にも、こればかりはちょっと…。“困ったときに頼れるパパ”になりたいけど、現実はなかなかそうもいきません。
・在宅勤務が増えたし、会社は子育てへの理解も進んでいるから、妻が対応できない場合は、僕が行きます!

注目ポイント②:家事育児の分担、不満 or 納得? 本音をきいてみました。

不満:妻に負担が偏りすぎて、爆発してしまうことも…
・塾の把握など子どもの予定管理やごはんの支度はいつも自分。夫は自分の支度ができるギリギリの時間にしか起きてこなくて、ワンオペ続き。仕事量をグラフにして見せようか本気で検討しています。(Rさん・大阪府)
・私が産休育休を取り、勤務を縮小しているのに対して、好きなように仕事をして順調にキャリアアップをしていく夫をうらやましく思う。もう少し育児の負担を分担できないかと話したことがあります。(Hさん・広島県)
・家事育児でキャパオーバーで「家にいるときくらい家事をして」と伝えると、「してもいいけど、年収に対して家事の量が不公平じゃない?」と言われて大ゲンカ。私だってもっと仕事をしたいのに!(Tさん・福岡県)
・夫は育休を取らなかったけれど、その後部下の育休が増え、夫の休みが減りました。部下の子どもが体調不良で、その分の仕事で夫が土日に出勤。もっとみんなが平等に、子どもの都合でも休めるようになればいいのに!(Tさん・神奈川県)

納得:夫婦で納得して、うまく分担しているケースも多い。
・結婚生活13年間、家事をしなかった夫が、今は掃除や洗濯、料理、子どもの送迎までも日課に。私も最近仕事を始めました。全力で話し合うことで、自分が納得する生活にしていけるんだと思いました。(Mさん・神奈川県)
・私の育児の負担は多いけど、納得できるのは、夫が常に感謝の気持ちを伝えてくれるからだと思います。子育ての話題も常に共有し、時間的分担は少ないけれど、精神的な分担はできている気がします(Mさん・東京都)
・私のほうが夫より仕事の負担が少なく、子どもも相談や頼み事は私に話すことが多いので、育児のメインは私がすることに不満はありません。私が苦手なゲームの遊び相手をしてくれるのも助かっています。(Mさん・東京都)
・夫は仕事が好きでキャリアもあるので、家のことは私が1人でやっています。子どもの用事などで忙しく、料理や片づけを手抜きしたときも、家事に一切口出ししてこないところがありがたい。(Hさん・兵庫県)

不満をもっている人、お互い納得している人、両者の本音を聞くことができました。コロナが収束に向かう中で勤務体系はまた変化していきますし、育児・介護休業法の改正もありました。今後も家事育児の分担、それに伴う夫婦の関係については、注視していきたいテーマです。

上質なおしゃれと丁寧な暮らしを提案する『LEE』では、
【「今日は僕が仕事休むよ」とパパが言える日が来るまで】という調査・特集も連載中。『LEE』の情報を
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参照:
【4月からの育児休業法改正で何が変わる?】夫婦の子育ての現状は?ママたちの本音・パパたちの本音
イラストレーション/3rdeye  取材・原文/田中理恵

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