「腸活」って実際どう？
50代Jマダムは
健康・美容両面で注目！
【読者インサイト研究】データで読み解く生活者の本音 第23回
この連載では、様々な読者層を持つ集英社の各媒体で実施された読者アンケートから、マーケティング企画のヒントとなる「生活者のインサイト」をお届けしていきます。
第23回は、Jマダムが毎日のルーティーンに取り入れている「腸活」について。Web éclatのブログでもおなじみ、暮らしを楽しむ女性100名が集う『チームJマダム』（読者モニター）にアンケート調査を実施しました。
ポイント①：Jマダムはみんな「腸活」に注目。目的は心身の健康と便秘解消。
腸活をしているかの問いには、ほぼ100%の人が何らかのケアをしているという結果に。なんと、「やめた」「関心がない」「不要」と答えたJマダムはゼロ！ 40～50代女性の大半の人に「腸活」という言葉が認知され、それを行動に移している人もかなり多いことがわかりました。
腸活を続ける理由については、「腸の健康が心身に影響」を筆頭に「便秘解消」「美肌」などがあがっています。「“腸は第2の脳”と聞いて腸活の大切さを知り、食事やストレッチに熱心に取り組んでいます」（Akikoさん）など、メディアやSNSで腸活の大切さを意識し、美容と健康のために心がけているという声が多数。
Q.今、腸活をしていますか？
ポイント② 半数以上が食べ物に注目！人気上位を占めるのは発酵食品。
腸活の手段として選ばれやすいのは、「特定の食品を食べる（飲む）」こと。生活になじみのある食材から取り入れる人が圧倒的に多いようです。なかでも支持を集めているのが、「発酵食品」。食生活に取り入れるため、手作りするという声も。豊富な食物繊維と栄養を同時にとれるとスムージーも人気です。
・「あらゆる料理に塩麴を少しずつ」（MINAKOさん）
・「『ミロ』を加えたスムージーに夢中！」（sawaさん）
Q.腸活のためによく食べる食品・食材は？（複数回答）
ポイント③ マッサージや運動にも熱意あり！ 腸もみ専門サロンに通う人も。
食べ物のほかにも、さまざまな腸活に注目が集まっています。「マッサージ」や「運動」が上位に並んでいますが、同率5位に入った「腸もみ」は専門サロンに通うほど熱心な人も。「週１で通っている。腸が柔らかくなったのか、おなかをたたいたときの音が変わってきた」（Emikoさん）。ほかに、「朝イチで白湯を飲む」や「十分な睡眠をとる」という声も目立ちました。
Q.生活の中で取り組んでいることは？
1位 腹部のマッサージ
2位 腹筋エクササイズ
3位 腹部のストレッチ
4位 ヨガ
5位 腸もみ、ウォーキング、リラックス・ストレス解消
ポイント④ 気になる腸活はファスティング。話題の乳酸菌飲料も試したい！
トライしたい腸活の1位は、一定期間断食して腸を休める「ファスティング」。「自宅でやると挫折しそうだから、専門の宿泊施設で挑戦したい」という声もあがっています。3位の『ヤクルト1000』は、ヤクルト史上最高密度の乳酸菌シロタ株が含まれ、入手困難といわれるほどの人気商品です。
やってみたい腸活 BEST3
1位 ファスティング
2位 発酵食品
3位 『ヤクルト1000』
Jマダムは美容と健康の両面から「腸活」に注目しているようです。発酵食品を摂り、内側からケアすることはもちろん、腸揉みなど外側からのケアもかなり気にかけているのがわかります。「サロンに通いたい」「専門家の意見も取り入れて本格的にやりたい」という声も多数！アラフィー女性の疑問や熱意に応える特集で、その活動を後押しできるかもしれません。
(参照：https://eclat.hpplus.jp/article/94021/01/)
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