UOMO時計タイアップの新たな可能性とは? W&Wなど現地取材の裏側
「40歳男子」のファッション&ライフスタイルマガジン『UOMO』では、時計の多彩な広告メニューを展開。“Watches and Wonders Geneva(通称W&W)”や“ミラノデザインウィーク”など、世界的イベントの現地取材企画も実施。今回はその取り組みの魅力や可能性について事例の見どころとともに、ブランド統括・山崎に取材しました。
UOMOで実現した現地取材タイアップの見どころ
――今回初めてリリースした「W&W現地取材企画」をはじめ、「ミラノデザインウィーク」の現地取材タイアップが実現しましたが、各事例について内容の紹介とそれぞれ特筆すべき点を教えてください。
カルティエ様、グランドセイコー様、A.ランゲ&ゾーネ様より実施いただきました。1つずつ紹介します。
1.カルティエ様 7月号(5/25発売)+WEB5/28公開
“Caritier「Master of Crafts」のルーツを訪ねて時計のサヴォアフェール、その源はここにあった。”

ジュネーブ郊外ラ ショー ド フォンにあるカルティエ時計製造の中枢である「ウォッチメイキング マニュファクチュール」と、そこに併設された工房「メゾン デ メティエダール」を訪問、取材しました。3Dプリンタなど最新技術を駆使した近代的工場と昔ながらの手作業、職人技で高級時計製作を行う工房、いわば両極の要素が同じ立地にあるコントラストが見どころで、その振れ幅の広さこそがカルティエの懐の深さなんだと実感しました。自分自身、SPURにいた頃からもう20年以上カルティエの時計企画に関わっていますが、思い出のページに出ていた時計の数々がここで作られていたのかと思うと、グッとくるものがありました。
2.グランドセイコー様 WEB5/28公開
“【世界が認めるグランドセイコー:ジュネーブW&W編】新作時計「Ushio 300 Diver」のオリジナリティとは?”
“【世界が認めるグランドセイコー:ミラノデザインウィーク編】日本の美意識と時の流れをクラフツマンシップで表現”
4月中旬のW&W、そして4月下旬のミラノ デザインウィークと連続する海外でのイベントに参加するグランドセイコーを追う、現地取材のウェブ記事です。W&Wはブランド統括の山崎が、ミラノ デザインウィークは時計担当の西坂が出張取材しました。ジュネーヴでは新作ダイバーズ「Ushio 300 Diver」を、ミラノではブランドの世界観と日本的な時間概念を表現するアートを、とそれぞれアプローチは違いますが、どちらもグランドセイコーが世界の最前線で戦っている様子のリアルな記録でもあります。日本の高級時計というジャンルを開拓し続けるグランドセイコーの「静かな熱さ」が伝わるような記事になっているかと思います。

3.ランゲ&ゾーネ様 動画6/10公開
“ジュネーブW&Wで取材。なぜ40歳男子はA.ランゲ&ゾーネに惹かれるのか?【サクソニアとランゲ1に新作登場!】”
ドイツ時計の雄「A.ランゲ&ゾーネ」の新作を、W&W内のブースで動画を撮影。動画とウェブ記事の両輪で新作の魅力を伝える記事となります。A.ランゲ&ゾーネというと質実剛健にして少数生産、ちょっと敷居の高いイメージが強いラグジュアリーウォッチですが、今回はある意味そのハードルを下げることも意図しており、UOMO読者にとってリアルに使う時計の選択肢として考えてもらえるよう親しみの持てる構成にしています。時計ジャーナリストの篠田哲生さんとブランド統括山崎が、いわゆる突撃取材的にW&Wブースをレポートし、商品ディレクターへのインタビューや篠田さんの私物ウォッチの公開まで、現場でのアドリブ込みで楽しめる動画になっているのではと思います。今回のA.ランゲ&ゾーネ動画を自分で見返してもW&Wの会場のムード、臨場感を追体験できますし、盛り上がりの熱量を伝えるために「動画」というのは非常に効果的なメディアだなと再確認しました。
時計タイアップが好評。今後の可能性とは?
―― UOMOは昨年から時計企画に力を入れてきたと聞きました。取り組みの内容と手応えについて教えてください。
ジュネーブ取材もコロナ禍で一時中断していましたが、昨年から復活しました。会期中に上記3ブランドの企画を取材・制作することになりましたが、どの企画もいわゆる新作の紹介にとどまらず、ブランドの時計制作の根幹、そのクラフツマンシップやアイデンティティに触れるような濃い内容を求められているなと感じました。
全員がスマホを持っている現代において、高級時計は必需品ではありません。UOMO読者は「ラグジュアリーなら何でもいい」というわけではなく、自身が時計を買う意味と真面目に向き合うタイプです。そのような読者と時計ブランドの思いを上手くマッチングさせられたらと思います。
――今後の展望、UOMOの強みをぜひ時計クライアントへアピールしてください。
今年も11月発売となる2027年1月号では一冊まるごと規模の時計大特集を作ります。時計フェス等の恒例企画にも取り組む予定ですが、今年はもっとウェブ、SNSでの動画による時計紹介を増やしていきたいですね。上記のA.ランゲ&ゾーネ動画などを始め、Instagram用のショートや超短期製作での動画ご提案などのメニューもあるので、ぜひご検討ください。
